【西尾市・蒲郡市】持ち家と賃貸でコストが安いのは？メリットなども解説

持ち家にするか賃貸にするかを決めるときに気になるのが、トータルコストです。実は50年暮らすことを考えると、賃貸より持ち家の方が費用を安く抑えられます。今回は、持ち家と賃貸のメリット・デメリット・トータルコストについて徹底解説します。愛知県西尾市・蒲郡市で持ち家にすべきか賃貸にすべきか迷っている方は、是非参考にしてください。

【持ち家】メリット・デメリットは？どんな方に向いている？

まずは、持ち家についてチェックしていきましょう。メリット・デメリットや向いている方についてまとめました。

持ち家のメリット

持ち家のメリットは、主に以下の5つです。

・賃貸よりも内装や設備のグレードが高い

・家族で暮らしやすい家をつくれる＆選べる

・気軽にリフォームできる

・資産として残せる

・完済後は居住費を支払わなくて済む

持ち家の魅力としては、内装などのグレードが高いことがあげられます。住宅ローンの返済額が賃貸の家賃と同じケースでは、一般的に持ち家の方が快適な住環境になりやすいでしょう。また、新築する場合は家族の人数に合わせた間取りが叶います。中古物件を購入するときも、ファミリー向けのものが多いため、やはり住みやすいといえるでしょう。

ローン完済後に、家を資産として残せることもメリットです。働いている間に完済できれば、老後の負担も軽くなるでしょう。なお、世帯主に万が一のことが起こった場合のリスクは、団信に加入しておけばカバーできます。

持ち家のデメリット

一方で持ち家にはデメリットも。3つのデメリットをまとめました。

・住み替えが難しい

・メンテナンスの手間や費用がかかる

・税金を支払う必要がある

気軽に住み替えられないことをデメリットに感じる方もいるでしょう。持ち家は、転勤が多い方や引っ越しが好きな方には向いていないといえます。また、メンテナンスを自分で行ったり手配したりする必要があることに負担に感じる方も。手入れをしないと住まいは劣化していきます。費用はかかりますが修繕していくことが重要です。また、固定資産税などが必要になることも覚えておきましょう。

メリット・デメリットを踏まえると、持ち家は以下に当てはまる方に向いています。

【持ち家に向いている方】

・収入が安定している、あるいは今後増える可能性のある方

・定年退職するまでに費用を完済できる方

・家族で暮らしやすい住まいを探している方

・当面の間、引っ越しの予定がない方

・老後の安心を得たい方

・家で過ごす時間が長い方

＞＞参考コラム：西尾市の一戸建ては維持費がいくらかかる？家づくりのポイントもご紹介

【賃貸】メリット・デメリットは？どんな方に向いている？

次に、賃貸の主な特徴をご紹介します。

賃貸のメリット

賃貸を選ぶ場合は、どのような利点があるのでしょうか。3つのポイントをまとめました。

・気軽に住み替えられる

・持ち家に比べて初期費用を抑えられる

・メンテナンスする必要がない

賃貸に住むメリットのひとつが、住み替えしやすいことです。「転勤になった」「違う家に住みたい」「収入が減って家計が苦しい」などの場合も、気軽に住み替えられるでしょう。初期費用を抑えられる、オーナーが修繕費用を支払ってくれるなど、大きな出費を抑えやすいことも魅力です。

賃貸のデメリット

気軽に引っ越しできて大きな出費の少ない賃貸ですが、以下のようなデメリットもあります。

・資産として残らない

・定年退職後も毎月家賃がかかる

・老後は住み替えが難しいことも

・自由にリフォームできない

資産として残らないことは、賃貸の大きなデメリットです。家賃を払い続けても、自分の資産にはなりません。定年後も家賃が必要なため、やりくりが困難となるケースもあります。また、好きなようにリフォームできないため、バリアフリーなどに対応しにくいこともデメリットといえます。

賃貸が向いている方の特徴を見てみましょう。

【賃貸が向いている方】

・転勤族または引っ越しするのが好きな方

・ほとんどの時間を家以外で過ごす方

・収入に不安がある方、ローン返済のプレッシャーを避けたい方

【西尾市・蒲郡市】持ち家vs賃貸！トータルコストはどちらが安い？

では、持ち家に住む場合と賃貸に住む場合のトータルコストを比較してみましょう。なお、今回は30歳の方が妻子とともに暮らすケースを想定しています。

持ち家の場合にかかる費用

住宅金融支援機構の2023年度のフラット35利用者調査によると、愛知県の注文住宅にかかる費用の平均は土地込みで約5,526万円。また、既に土地を持っている場合の平均建設費は4,044万円、建売住宅の場合にかかる平均費用は3,290万円です。ここでは総額4,200万円として、トータルでかかるコストを計算してみましょう。

仮に、頭金として860万円を支払い、下記の条件で住宅ローンを組む場合、月々の返済費用は約10万円となります。

借入額：3,340万円

借入期間：35年

金利：1.5％（※今回は35年間固定で計算）

返済方式：元利均等返済

これをもとに、50年間の運用費用を算出しました。

火災保険料・固定資産税・都市計画税・修繕費用は、一般的な相場で計算しました。これらを合計すると、注文住宅を購入して50年間住み続ける場合のトータルコストは6,980万円となります。

参考元：住宅金融支援機構｜フラット35利用者調査 2023年度集計表

＞＞参考コラム：西尾市・蒲郡市の建築相場と坪単価は？注文住宅を建てる際のポイントもご紹介

＞＞参考コラム：【西尾市・蒲郡市】地銀の住宅ローン金利を比較！総返済額はどう変わる？

賃貸の場合にかかる費用

次に、賃貸に50年間住み続ける場合を考えてみましょう。なお、条件は以下のように設定しています。

・家賃13万円のファミリー向け賃貸住宅に36年

・収入が年金のみとなる66歳で家賃8万円（共益費込み）の賃貸マンションに引っ越し

賃貸物件の初期費用は家賃4〜6ヶ月分のため、今回は5ヶ月分で計算しています。また、2年に1回、家賃1ヶ月分の更新費用がかかるものとします。

賃貸の場合のコストは、およそ7,434万円です。ほかに引っ越し費用なども必要となるため、長い目で見ると持ち家の方がコストを抑えられるといえるでしょう。

持ち家ならさらにコストを抑えられる！知っておきたい住宅ローン減税制度

持ち家の場合は、住宅の性能に応じて所得税の控除を受けられます。控除期間は最長で13年間。ローン残高（※年末時点）の0.7%分が控除されます（※2025年1月時点の情報です）。所得税が控除されれば、賃貸よりさらにトータルコストが安くなるでしょう。

ただし、住宅ローン減税を受けられるのは、国が決めた性能を満たす家のみ。そのため、高性能の住まいを検討するのがおすすめです。なお、控除率や控除期間は税制改正により変わる可能性があります。常に新しい情報をチェックしましょう。

リキューは、性能の高い断熱材「ネオマ®フォーム」を用いて、長期優良住宅の基準を上回る家づくりを行なっています。建材の品質は一切妥協せず、メーカーに直接発注するなどの工夫によりコストダウンを実現。快適に暮らせる高性能住宅を、手の届く価格でご提供します。

参考元：国税庁｜No.1213 認定住宅の新築等をした場合（住宅借入金等特別控除）

＞＞参考コラム：住宅ローン控除とは？西尾市・蒲郡市の住宅ローンを扱う地銀・信用金庫も紹介

西尾市・蒲郡市の注文住宅のことはリキューにお任せください！

西尾市・蒲郡市で50年間暮らしていく場合、持ち家と賃貸では持ち家の方がコストを抑えられることがわかりました。賃貸よりも安く内装や設備のグレードが高い環境で暮らせる持ち家。住宅ローン完済後は毎月の支払いもかからないため、やはり持ち家の方が老後に有利といえるでしょう。

リキューは、西尾市・蒲郡市周辺エリアで家づくりをしている一級建築士事務所です。性能やデザイン性に長けた住まいと、高いコストパフォーマンスが特徴です。西尾市にも蒲郡市にもスタジオがあるので、家づくりの相談がしたい方は是非お越しください。

＞＞西尾市・蒲郡市で叶えるマイホーム！リキューのコストパフォーマンスについてはこちら

著者：株式会社リキュー代表取締役　稲吉　伸英 

保有資格：二級建築士 二級施工管理士 増改築相談員 耐震診断員 愛犬家住宅アドバイザー
これまでに培ってきた工務店の強みを活かし、地域に根ざした会社として、お客様に寄り添ったサービスを提供していきたいと考えております。

記事監修者：中小企業診断士（住宅コンサルタント）塩味 隆行

一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師

住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。

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