今日のブログは「自分らしい造作洗面台を作る4つのステップ」後半編です。
2022.07.26
こんにちは。インテリアコーディネーターの太田です。
前半編は→こちら←
インスタなどのSNSでは、造作洗面台の事例がたくさん見ることができますが、選択肢が多くて迷ってしまわれる方もいらっしゃると思います。
洗面ボウルやカウンター、水栓、タオルバー、タイルなど…
そのようなマイホーム計画中の方に、どのようなポイントを意識して選べばよいか、ステップごとに分けてご説明します。
ステップは大きく分けて4つあります。
① 洗面ボウルの形を選ぶ
② カウンターの材質を選ぶ
③ 水栓のタイプを選ぶ
④ インテリア的アクセントを加える
前半編では、⑤と⑥についてご説明しました。
③水栓のタイプを選ぶ
水栓を選ぶポイントは3つあります。
・床給水か壁給水か
・引出式かどうか
・色を決める
まずは「床給水か壁給水か」を選びます。
壁給水は壁の中に給水管があり、水栓が壁から出ているタイプで人気があります。
写真のように壁から水栓が出ているので、水栓の根元に水が溜まりません。
洗面ボウルもお手入れがしやすいものを選べば、日々のお手入れがグッと楽になります。
ただ間取りによっては、壁給水ができない場合があります。
壁給水をご希望される方は、間取りの設計段階で建築家に要望をお伝えするのをおすすめします。
次は「引出式かどうか」です。
洗面台で頭を洗う方は、この引出式が便利です。
またサイズが大きい洗面ボウルを選ぶ場合も、引出式だとお掃除が楽になります。
ただ引出式だと色やタイプが限られる場合があります。
最後に「水栓の色」を決めます。
水栓にはシルバーやホワイト、ブラックなどいろいろなカラーがあります。
シルバーでも光沢が美しいクロームや、シルキーな表情のサテンなどがあり、
どの色を選ぶかで造作洗面台の雰囲気が変わってきます。
全体の雰囲気を考えて、インテリアコーディネーターと一緒に相談しながら決めてくださいね。
最後のステップは「インテリア的アクセントを加える」です。
このインテリア的アクセントとは、水栓やボウル以外に造作洗面台を構成する要素にアクセントを加えることです。
例えば、タオルバー。
造作洗面台にはペーパータオルを使う方以外は絶対といって使うタオルバーはいろいろな種類があります。
シルバーやホワイト、ブラック、真鍮、木製など。
水栓の色と同じく、どの色を選ぶかで雰囲気は変わりますし、形はデザインだけでなく使い勝手にも関わります。
ネットで購入できるものを御支給していただいても取り付けできますので、悩みますが選ぶのが楽しくなるアイテムですね。
次に、照明。
安価でできるのはダウンライトですが、もう少しこだわりを魅せたいときはブラケットライトがおすすめです。
ブラケットライトもナチュラル、モダン、インダストリアルなど、様々なインテリアに合うものがあるので、選びがいがありますね。
ただ、洗面化粧台でお化粧をする方は、照明の光の色(光色)によって、太陽光の下で見る顔色と変わってしまう場合があるので、光色選びも重要です。
その他にも、ミラーやニッチ、収納など造作洗面台には、こだわる要素がたくさんあり、選び方次第でその客様に最適なオンリーワンの洗面台ができます。
ぜひご自身のご要望を建築家やインテリアコーディネーターに伝えて、プランニングしてもらってください。
完成見学会では、実際の造作洗面台をご覧いただけます。
いろいろな事例を実際にご覧いただくことで、イメージも固まりやすくなります。
蒲郡、西尾、豊川で家づくりをお考えの方は、ぜひ こちら からご予約ください。