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床材について Part2

2022.11.10

こんにちは インテリアコーディネーターの石川です。

早速ですが、
今回も前回に引き続き「床材」無垢フローリングの特徴についてお話しします♪

仕上げの塗装方法によってお掃除の仕方や風合いが変わる

塗装方法は大きく分けて2種類あります。

【オイル塗装】

本来の木が持つ表情や質感が活きるよう、木の内部に塗料を浸透させる方法です。

主に亜麻仁油や紅花油などの植物油を使用する事が多く、お子様やペットに安心な塗料です。
日々のお手入れについては、掃除機がけ・乾拭きが基本で、水拭きはおススメしません。

もししつこい汚れがついてしまって乾拭きでは取れない場合には、、、
硬く絞った雑巾で拭き取ります。

それでも残る場合やキズが出来てしまった場合には、サンドペーパーで磨いて下さい。

その後、完全に乾いた状態の上からオイル塗装をする事で元の状態に近づけます。

後から紹介しますウレタン塗装と比べると、撥水性や耐久性には劣りますが

キズ・汚れなどの補修をご自身で行えるというのが良いところでもあります。

但し、半年~1年で定期的なメンテナンスをして頂く必要があります。

億劫になりがちなメンテナンスですが、定期的に行って頂く事でどんどんと深みが増していき、愛着が沸いてくるかと思います♪

 

【ウレタン塗装】

ウレタン系の樹脂を主成分とした塗料で、木の表面に薄い膜を作る塗装方法です。

表面の樹脂膜により、キズがつきにくく、水気にも強くなります。
※水気のあるものをそのままにしておいてしまうと、染みにはなりやすいので、なるべく早めに拭き取るようにしてください。

また、仕上がりは多少の光沢感が生まれるのが特徴です。
日々のお手入れについては、掃除機がけ・乾拭きで、しつこい汚れについては硬くしぼった雑巾で拭き取ってください。

日々のお手入れについてここまでは、オイル塗装と全く同じですが違うのがここからです!
水拭きで取れなかった汚れについて、ウレタン塗装の場合は薄めた中性洗剤を雑巾へ染み込ませて拭いて頂く事が可能です。

それから、オイル塗装には定期的なメンテナンスが必須でしたが、ウレタン塗装の場合メンテナンスは特に必要ありません。

ですが、ウレタン塗装は一度剥がれてしまったり、キズがついてしまうとご自身で補修する事はほぼ不可能で、プロの業者さんでも綺麗に仕上げる事が難しいと言われております。

このように水気やキズに強く、定期的なメンテナンスが不要な「ウレタン塗装」が良いか
それとも水気やキズには弱いけれど、ご自身で補修をする事が出来て、定期的なメンテナンスによって深みが増していく「オイル塗装」が良いか。。。

是非、今回のブログの内容を参考にしてみて頂けたら嬉しいです♪

また定期的に開催しております完成見学会や西尾モデルハウスでは実際の無垢フローリングをご体感頂けますので、是非ご見学頂けたらと思います。

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