インナーガレージとは?西尾市、蒲郡市で建てたおしゃれなガレージハウスの実例も | RIKYU(リキュー) 一級建築士事務所|西尾・蒲郡で注文住宅なら

column

  • HOME
  • コラム
  • インナーガレージとは?西尾市、蒲郡市で建...

インナーガレージとは?西尾市、蒲郡市で建てたおしゃれなガレージハウスの実例も

 

近年、住宅と駐車スペースが一体化したインナーガレージを注文住宅に取り入れることを検討している方も多くなっています。

この記事では、インナーガレージのメリット・デメリットをはじめ、愛知県西尾市、蒲郡市が対応エリアのリキューが手がけた、おしゃれなガレージハウスの実例も紹介します。

注文住宅にインナーガレージを取り入れることをご検討中の方は、参考にしてみてください。

 

インナーガレージとは

インナーガレージとは、ビルドインガレージとも呼ばれ、「インナー(内側)」と「ガレージ(車庫)」という言葉のとおり、住宅と駐車スペースが一体化したものです。

従来、車を停めるスペースを確保するには、ガレージを住宅とは別に設置したり、簡易的なカーポートを作ったりします。一方で、インナーガレージは住宅と切り離すのではなく、扉やシャッターを用いて住宅の中に車を停めるスペースを組み込みます。

車の駐車だけでなく、さまざまな用途で使えるインナーガレージはメリットも多く、現在注目されている住宅のカタチの一つといえるでしょう。

 

インナーガレージのメリット5つ

まずは、インナーガレージを注文住宅の間取りに取り入れるメリットについて紹介します。

 

災害に強くなる

インナーガレージを取り入れた注文住宅であれば、リビングや寝室など生活の主軸となる間取りを2階など上階にまとめることもできます。そのため、もしも台風や大雨、津波といった災害で浸水被害に遭った場合でも、住宅の被害を最小限に抑えられるメリットがあります。

インナーガレージは、洪水被害に遭いやすい低地などのエリアでも活躍する住宅構造といえるでしょう。

>>参考コラム:西尾市で水害や地震に強いエリアは?注文住宅の耐震性にこだわる方必見

>>参考コラム:蒲郡市で水害や地震に強いエリアは?注文住宅の耐震・水害対策も紹介

 

雨風を気にせず車の乗降ができる

雨風を気にせず車の乗降ができるのも、インナーガレージを注文住宅に取り入れる大きなメリットです。駐車スペースが外付けのケースでは、雨の日に傘をさしながら買い物の荷物を運び入れたり、小さい子供を乗降させたりする必要があり苦労します。

しかし、インナーガレージであれば、雨風の影響に左右される心配がなくなるでしょう。

 

車の劣化や傷を防止できる

インナーガレージは、車を雨風や紫外線に直接さらされずに駐車できるため、車の劣化や傷を防止できます。また、レザーシートを使用している車の場合、紫外線によって外装だけでなく内装まで傷む可能性があります。

大切にしている愛車をきれいな状態で保ちたい方にとって、メリットが大きいでしょう。

 

車の盗難防止にもつながる

シャッターをつけたインナーガレージの場合、外部からの侵入を防げます。そのため、車の盗難や車上荒らしといった被害に遭うリスクを抑えられるでしょう。特に、高級車や希少価値の高い車種の場合は、狙われやすくなるためインナガレージの採用がおすすめです。

 

倉庫や趣味スペースとしても使える

車を駐車するだけでなく、倉庫や趣味スペースとして活用できるのもインナーガレージのメリット。子供の自転車やおもちゃを置いたり、キャンプ用品や愛車の整備道具を収納したりできます。さまざまな使い方、楽しみ方ができるのもインナーガレージのメリットです。

 

インナーガレージのデメリット3つ

続いて、インナーガレージを注文住宅の間取りに取り入れる際の、デメリットについて解説します。

 

住居スペースが削られる

住宅の1階部分にガレージを組み込むインナーガレージは、必然的に住居スペースが削られるデメリットが発生します。そのため、ある程度の敷地面積を確保できない場合、3階建てにするなど、縦方向に住居スペースを確保する必要が出てくるでしょう。

 

建築コストが高くなる

インナーガレージを注文住宅に取り入れるデメリット2つ目は、建築コストが高くなる点です。インナーガレージは、車が出入りする部分の壁や柱が減るため、住宅の強度を保つのに特殊な工法や材料を必要とする場合があります。

その結果、建築コストが高くなる可能性も視野に入れておく必要があるでしょう。

>>参考コラム:西尾市・蒲郡市の建築相場と坪単価は?注文住宅を建てる際のポイントもご紹介

 

固定資産税が高くなる

国土交通省の資料によると、駐車に必要なスペース(面積)の目安として、軽自動車は長さ3.6m×幅2.0mとなっています。普通乗用車は長さ6.0m×幅2.5mです。

インナーガレージは収納や趣味スペースなども考慮しながら広さを検討しますが、広さだけを重視してしまうと、固定資産税が高くなってしまうため注意が必要です。

参考元:国土交通省|駐車場設計・施工指針について

>>参考コラム:西尾市の一戸建ては維持費がいくらかかる?家づくりのポイントもご紹介

 

インナーガレージを注文住宅に取り入れる際のポイント!

インナーガレージを注文住宅に取り入れる際、特にシャッター付きの場合は、生活環境の悪化を防ぐため車の排気ガスを排出する換気扇が必須といえます。

駐車する車の台数が増えたり、車を使わなくなったりなど、さまざまな変化に応じた将来的な用途を考える必要もあるでしょう。

車の出入りが行われるインナーガレージは、大開口部が必須となるので耐震性や断熱性が損なわれる可能性もあります。そのため、住宅の性能を高めることもポイントです。

インナーガレージを注文住宅に取り入れる場合、ガレージハウスの施工事例の多い住宅会社などに依頼できると安心でしょう。

 

リキューが手がけたガレージハウス施工実例!

最後に、リキューが手がけたガレージハウスの実例を一部紹介します。

 

シンプルで洗練された外観のバイクガレージハウス

2つの箱が重なっているような外観デザインが特徴的なバイクガレージハウスです。ガレージには、大型バイクが3台も駐車できるスペースを確保。上部には、ヘルメットやバイクのメンテナンス用品が収納できるロフト収納を採用しています。

また、バイクの洗車などがスムーズにできるよう水はけの良い設計になっているのも、このバイクガレージハウスの特徴です。

>>蒲郡市の施工事例:バイクガレージハウス

 

ホテルライクな外観が特徴的なビルドインガレージ

細部まで美しさを追求したホテルのような外観が特徴的な注文住宅です。車2台を駐車できるスペースを確保したビルドインガレージを設けています。

玄関ホール直結の間取りは、外を行き来する必要がなくなり、買い物など荷物が多い日や雨が降っている時など、とても助かる構造です。愛車のメンテナンスのほか、DIYなどのスペースとしても活用できます。

 

西尾市、蒲郡市でおしゃれなインナーガレージをお考えならリキューへ!

メリットの多いインナーガレージは、近年需要が高まっている住宅構造の一つです。ただし、インナーガレージのデメリットや建てる際のポイントなどを押さえておかなければ、将来的に使いづらくなるケースも考えられます。

 

リキューは、インナーガレージを取り入れた注文住宅の実績が豊富な工務店です。お客様一人ひとりの理想や希望、ライフスタイルなどを丁寧にヒアリングし、「こころ豊かに暮らせる」快適な注文住宅の提供を心がけています。西尾市、蒲郡市でおしゃれなインナーガレージを建てたいとお考えの方は、是非リキューへご相談ください。

>>西尾市・蒲郡市でこだわりの詰まったマイホームが叶う、リキューのデザインについてはこちら

 

 

著者:株式会社リキュー代表取締役 稲吉 伸英 

保有資格:二級建築士 二級施工管理士 増改築相談員 耐震診断員 愛犬家住宅アドバイザー
これまでに培ってきた工務店の強みを活かし、地域に根ざした会社として、お客様に寄り添ったサービスを提供していきたいと考えております。

 

 

記事監修者:一級建築士 高地 可奈子

工学部建築学科卒業・大学院修了後、建築設計事務所勤務。建築設計事務所では、建築意匠設計、木造構造設計に携わる。その後大手経営コンサルティング会社を経て、現在は設計経験を活かしつつ、商品磨き、新メニューやツールの開発、研修などを通して工務店支援を行っています。

一覧に戻る