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土地購入の流れとは?西尾市、蒲郡市の地価や人気エリアの見つけ方も解説

 

土地を購入する際は土地探しから始まり、仮押さえ、ローンの審査などの段階を経て契約が締結します。その後、司法書士の立ち合いのもと登記手続きを行えば、晴れて引き渡しとなります。今回は土地購入の流れをより詳しく見ていきましょう。西尾市、蒲郡市の地価についても触れているので、同エリアで土地を探している方の参考になれば幸いです。

 

土地購入の流れとは?

家づくりで最初に行う土地探し。まずは土地探しの流れを見ていきましょう。

 

土地を探す

まずは、購入したい土地を見つけるところから始まります。インターネットなどで検索をして建てたいエリアの相場をチェックしておきましょう。また、気になる土地を見つけたら不動産会社に連絡をし、土地の特徴や条件などの詳細を確認します。不動産会社では、インターネットに掲載されていない優良物件を紹介してもらえる可能性もあるでしょう。

リキューでは、土地探しの段階からお客様をサポートします。理想の間取りを実現するには、家づくりのプロと一緒に土地探しをするのがおすすめです。西尾市、蒲郡市で土地を購入したい方は、リキューへご相談ください。

>>参考コラム:西尾市・蒲郡市のどこに家を建てる?おすすめエリアや土地坪単価をご紹介

>>参考コラム:西尾市・蒲郡市の建築相場と坪単価は?注文住宅を建てる際のポイントもご紹介

 

土地を仮押さえする「買付証明書」を提出する

希望に合う土地を見つけた際は、買付証明書を提出して仮押さえをします。基本的に買付証明書は、提出した順に優先順位が付きます。人気のエリアだと条件が良い土地はすぐに買い手が付いてしまうため、タイミングによっては購入できないことも。そのため、希望に合う土地を見つけたら、すぐに仮押さえを行うのが重要です。ただし、値下げ交渉をした場合は優先順位が変わることがあるため、注意しておきましょう。

また、買付証明書の提出は、買い手の署名や認印で申し込みが完了します。なお、買付証明書の提出や撤回のタイミングでは、金銭が発生しないのでご安心ください。

 

ローンの事前審査を行う

ローンを組んで土地を購入する場合、この段階で事前審査を受けます。審査は2、3日程度かかり、年収や借入金額を簡易的にチェック。買付証明書で仮押さえができる期間は限られているため、早めに事前審査の申し込みをしておきましょう。

 

重要事項の説明を受けて契約を締結する

土地購入の契約を結ぶ際は、宅建士から重要事項の説明を受けます。ここでは以下の内容について確認が行われます。

・売主の権利が土地に残っているか

・ローンが通らなかった場合の対応

・インフラの整備状況と工事にかかる費用について

・土地の境界線はどこか など

後々トラブルにならないための必要な事項なので、不明点があれば解消しておくようにしましょう。続いて、土地の価格の5~10%の手付金を支払い、契約を締結します。

 

住宅ローンの本審査

契約の締結に問題がなければ、住宅ローンの本審査へ進みます。本審査は1~2週間ほどかかりますが、ネット銀行などは1ヶ月以上必要なことも。また、書類に不備があると審査が長引く原因になるため、注意しましょう。

 

土地の登記手続きと引き渡し

住宅ローンの本審査が通ったら、金融機関と金消契約を結び融資が決定。所有権移転登記を不動産会社と司法書士立会いのもと行い、引き渡しへと進みます。

 

土地取得にかかる費用

土地を取得するためには、土地代に加えて各種費用が発生します。ここでは、土地取得までにかかる費用を見ていきましょう。

 

土地代

まずは土地代です。土地販売価格として記載されている金額を指します。しかし、登記簿の地目が「田」や「畑」など農地の場合は、農地転用をしなければ住宅を建てらないため、別途で10~20万円程度の費用が必要なこともあります。

 

各種税金

土地取得で発生する主な税金は以下の通りです。

 

【不動産取得税】

土地などの不動産を購入した際は、不動産取得税を納める必要があります。土地を取得した人が、不動産価格の3%を都道府県に支払わなくてはいけません。不動産価格とは、固定資産課税台帳の登録価格、つまり固定資産税の税額算定に使用される課税標準額のことです。なお、宅地評価土地の場合は、2027年3月まで不動産価格×1/2で計算をします。

 

【固定資産税・都市計画税】

1月1日時点で土地を所有している人が毎年納める税金です。土地がある市町村へ年1回または4回に分割して納付します。なお、土地を購入した年の固定資産税と都市計画税は日割りで計算し、売主へ支払います。

参考元:愛知県|不動産取得税

参考元:総務省|地方税制度 固定資産税

 

 

各種手数料

土地購入にあたり、土地代と税金以外に下記の手数料が発生します。

・仲介手数料

・印紙税

・手付金

・登記費用

・住宅ローン手数料など

土地を購入する際は、販売時に提示されている土地の価格のみでは手に入れられません。諸費用をあらかじめ予算に組み込み、必要な資金を確保するようにしましょう。

 

西尾市、蒲郡市で土地を購入するポイントは?土地は高い?

最後に、西尾市や蒲郡市で土地を購入する際のポイントをお伝えします。

 

土地購入のポイント

土地を購入する際は、後悔しないために以下のポイントについて気を付けると良いでしょう。

・立地や周辺環境

・敷地の面積、形、方角

・地盤

・用途地域

・災害リスク

西尾市と蒲郡市はいずれも海に面しているエリアなので、津波などの災害リスクに警戒が必要です。各市が発表しているハザードマップを確認し、危険がない土地がどうかを判断してください。

 

西尾市、蒲郡市の地価

愛知県地価調査の2024年のデータによると、西尾市と蒲郡市における住宅地の平均価格は以下の通りです。

 

 

1㎡あたりの土地価格

坪単価

西尾市

61,600円

約203,636円

蒲郡市

64,900円

約214,545円

愛知県

116,600円

約385,455円

 

西尾市、蒲郡市ともに愛知県の平均よりも土地代が安い傾向にあります。三河地方の安城市では1㎡あたりの土地価格が151,400円、刈谷市では174,800円と、愛知県の平均を超えるエリアも。西尾市や蒲郡市はこれらの人気エリアに近く、比較的手ごろな価格で土地を購入できるといえるでしょう。

参考元:愛知県|令和6年度 愛知県地価調査

>>参考コラム:土地探しのポイント5点を押さえて注文住宅を建てよう!西尾市周辺の土地情報も

 

人気のエリアの見つけ方

西尾市、蒲郡市の中でどのエリアを選ぶか迷う際は、人気の学区を選ぶのも手段のひとつです。公立の学校では学区制が採用されており、住む場所によって進学する小学校・中学校が決まります。私立中学への進学率が高い小学校の周辺や、近隣に教育施設が多い場所は、ファミリー層が多く子育てがしやすい人気のエリアだといえるでしょう。

また、西尾市にある愛知県立西尾高等学校では、グローバル探究実施校として2026年4月より、中高一貫校教育の導入を予定しています。同学校へ進学を考えている場合は、アクセスなどを考えて土地を選びましょう。

参考元:愛知県立西尾高等学校|愛知県 中高一貫教育導入方針

 

西尾市、蒲郡市で土地の購入をお考えならリキューへご相談ください

土地を購入する際は、土地を探す・買付証明書の提出・ローンの仮審査などさまざまなステップを経て登記まで進みます。西尾市や蒲郡市で土地を購入する際は、今回お伝えした土地探しのポイントもチェックしてみてください。

リキューでは、個別相談会を随時開催しています。「初めての家づくりで何から始めたらいいか分からない…」「資金計画はどうやって立てたらいいの?」など、家づくりに関するさまざまな疑問に真摯にお答えします。お客様のご希望やご予算に沿った提案をさせていただきますので、西尾市や蒲郡市でマイホームをお考えの方は、是非一度リキューへご連絡ください。

>>西尾市・蒲郡市での家づくりを建築家目線でサポート!リキューの土地探しについてはこちら

 

 

著者:株式会社リキュー代表取締役 稲吉 伸英 

保有資格:二級建築士 二級施工管理士 増改築相談員 耐震診断員 愛犬家住宅アドバイザー
これまでに培ってきた工務店の強みを活かし、地域に根ざした会社として、お客様に寄り添ったサービスを提供していきたいと考えております。

 

記事監修者:宅地建物取引士 日向 美香

元パティシエ。不動産業界に転職後は、都内23区で収益用の土地やビルの売買再販を経験。

その後一都三県の中古区分マンションの買取再販を経験。現在は全国各地にある、工務店の集客支援のため、土地の仕入れを行っています。

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