室温と体感温度は違います。
2023.03.07
こんにちは。住宅アドバイザーの浅田です。
今回は室温と体感温度についてお話します。
住宅の断熱性について国の方もようやく指針を出し(他の国と比較するとかなり遅れてはおりますが。。。)、住宅選びをされる方にも少しずつ認知され始めてきたのではないでしょうか。
なぜ住宅の断熱を高める必要があるのでしょうか。
特にこれからの冬の季節に体感しやすいかと思いますが、家の中にいても快適に過ごすためです。
冷えは万病の元とはいわれますが、温度によって健康への影響が大きいためです。
WHO(世界保健機関)も夜間の寝室の最低推奨室温は18℃としています。
温度が低いと人体には様々な悪影響があります。
最たる例はヒートショックで、命を落とす危険もあります。
では、エアコンの暖房の温度設定を上げて室温を上げればいいじゃないかと思うかもしれません。
しかし、しっかり暖房しても寒いと感じることはありませんか。
それは、家の断熱性能が低く、壁、床、窓の表面温度が低いためです。
体感温度は室温+表面温度÷2で求められます。
(東京、愛知、大阪等の6地域で)断熱性能の低い家(UA値0.86)と高い家(UA値0.46)を比較するとします。
外気温が2℃ぐらいだとして、室温が仮に同じ20℃あったとしても、表面温度は4℃ほど違いが出てきます。
そうなると体感温度は性能の低い家では16℃程度、性能の高い家では18℃程度の差が生じます。
これからマイホームをご検討される方は、快適に過ごすためにも、室温だけではなく、体感温度にも注目し、高断熱な家造りをしていただければと思います。
家のことならなんでもご相談いただけます。
ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
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