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階段下のアイデア

2023.01.12

こんにちは。インテリアコーディネーターの太田です。
本日は間取りのアイデアとして、階段下の有効活用の事例をご紹介したいと思います。

最近多くの方に取り入れられているのが、LDKの階段を配置するという間取りです。
そうすることで、2階に上がるためには必ずLDKを通りますので、家族が顔を合わせる機会が必然と増え、コミュニケーションに繋がります。
そのようなLDKに階段を配置するときの事例を4つご紹介します。

①ワークスペース
②収納
③洗面
④テレビスペース

では、実際に施工事例を見てみましょう。

①ワークスペース

こちらのお家は、リビングの脇に木製のスケルトン階段を設置しました。
その下には造作でカウンターを作り、ワークスペースにしました。
お子様が勉強するときも、キッチンで家事をしながら見守ることができますし、
ご主人のちょっとした書斎や、奥様の趣味スペースにも活用することができます。

②収納

次のお家は、玄関からみてLDKに入る手前に木製のスケルトン階段を設置しました。
木製の階段でも桁をホワイトに塗装することで、まるで鉄骨階段のような雰囲気に仕上がります。
LDKの階段の間には木製の縦格子を設け、LDKと柔らかく空間をつなげました。
この階段の下は土間収納になっており、ベビーカーや外で遊ぶおもちゃなど、室内に入れると汚れてしまうようなものを隠すことができます。
また、階段を上がった先の床はスノコ仕上げになっているので、暗くなりがちな玄関周りが明るい空間になりました。

③洗面

3つ目のお家は、玄関から入ると右手にキッチン、正面がリビングです。
階段はその奥にあり、階段下は洗面スペースになっています。
リビングと洗面の間にはトイレがあり、木製の縦格子で柔らかく仕切りました。
南北に大きな掃き出し窓があり、とても気持ちいい風が通り抜けます。
階段を鉄骨階段にしたり、間仕切りを格子にしたりすることで、その風を遮りません。
階段下の洗面も造作の洗面にすることで、LDKに馴染むデザインにしました。
ミラーボックスやカウンター下の収納で生活感にも配慮しています。

④テレビスペース

最後のお家は、キッチンとリビングダイニングが横並びにあり、横長のLDKです。
黒のスタイリッシュな鉄骨階段下には、テレビを置くスペースになっており、ハンモックにゆらゆらと揺れながらテレビ時間を楽しむことができます。
階段の横には収納が設けられていて、レコーダーなどのテレビまわりの機器は、すべて見えないように隠してあります。

階段の下には、小さなスペースを作りました。
ここにはお掃除ロボットが入るようになっています。

本日は全部で4つの階段下の有効活用の事例をご紹介しました。
お客様のご要望やライフスタイルが変われば、階段下の使い道も変わってきまね。

完成見学会では、お客様の思いと、暮らしのアイデアが詰まったお家が実際にご覧いただけます。
お気軽な気持ちでぜひご見学いただければ嬉しいです。

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