床材について
2022.12.29
こんにちは インテリアコーディネーターの石川です。
今回も引き続き「床材」の特徴についてお話しします♪
Part1・2は無垢フローリングについてご紹介しましたが
今回は、9/10・9/11と10/8・10/9に見学会を開催しました
お家でもご採用いただきました複合フローリングについてです!
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複合フローリングとは、、、
集成材や合板などの基材と呼ばれる下地材の表面に
天然木(無垢材)や木目、石目などの模様をプリントしたシートを貼り合わせて作られたものの事を言います。
そして、複合フローリングの中でも大きく分けて3種類に分けられています。
○挽板 表面の木材が2~3mmほどの厚みのある板
⇒厚みがあるため、無垢フローリングに近い質感と温かみが感じられる
○突板 表面の木材が1mm以下ほどの薄い板
⇒コストを抑えつつも、天然木のスライスを使用しているため、木の風合いが感じられる
○シート 樹脂などに模様をプリントしたもの
⇒お手入れがしやすく、選べる模様が豊富にあり、抗菌・抗ウイルスなどの機能性が高い商品がある
※写真左から シート→挽板→無垢フローリング
そんな複合フローリングの特徴は (※無垢フローリングと比較)
温度や湿度によって変化しにくく、収縮や膨張などが起こりにくい
基材がある事で、表面が天然木の挽板や突板を使用している場合でも
反りや割れなどが起こりにくいです。
コストが抑えられる
但し、挽板フローリングは厚みがある分選ぶ樹種によっては無垢フローリングより価格が上がる場合もあります。
表面に特殊なコーティングや材料を使用しているものもあり、お手入れがしやすい
写真のお家はタイルのように見えますが
実はシートの複合フローリングを使用しております。
猫ちゃんと一緒に住まわれるという事で
お手入れがしやすいという事はもちろんですが、汚れやキズがつきにくく
走り回ったり、ジャンプをする事の多い猫ちゃんたちの足腰に負担がかかりにくいよう、塩ビタイルなどの固い床材ではなく、柔らかめかでという点でフローリングをご採用頂きました!
もちろん、ペットだけでなく人間にもとっても優しい商品です♪
もちろん、機能がある分価格が上がってしまう事もありますが
共働きのご家族が増えた今、毎日のお手入れにそんなに時間が掛けられなかったり
お子さまやペットのいたずらで、知らない間に汚れていてお困り。
なんて方も多いのではないでしょうか。
無垢フローリングも塗装方法によってメンテナンスがしやすくなる商品もあり、とってもおススメなのですが木の風合いを感じつつもお手入れを簡単に、そしてコストも抑えたいという方には複合フローリングも選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。
定期的に開催しております完成見学会ではお施主様のご要望に合わせて、無垢フローリングだけでなく複合フローリングのお家もございますので
是非、どんな床材を使用しているのかも併せてご体感して頂けたらと思います♪
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