高気密住宅のメリットと注意点
2021.06.04
高気密な住宅とは?
住宅には生活している分にはさほど気にならないほどのすき間があります。
すき間が多いと、夏場はエアコンをかけていても外の熱い空気が部屋に流れ込んできます。
一方で、冬場になると寒い空気がすき間から流れ込んできます。
そこで、外の空気が家の中に流れ込んでこないように、断熱材や密度を高めるための施工をしてできる限りすき間を埋めます。
そうすることで、部屋の温度を一定に保てる住宅を作れます。
部屋の温度を一定に保つと体に優しく快適な生活が送れると思います。
住宅の気密性を上げることで得られるメリットは多くあります。
高気密の住宅にすることによって住宅内の温度の変化を少なくなるので
ヒートショックを防ぐことにつながります。
※ヒートショックとは急激な温度差が体に及ぼす悪影響のことです。
また、高気密はエアコンの効きをよくすることにもつながるので、季節によらず電力の消費を大幅に抑えられて家計に優しいと言えます。
しかし高気密住宅には気を付けなければいけない点があります。
それは、いくら高気密だといっても中途半端なすき間があると逆に壁の中に結露を起こしやすくなるということです。そのため本当にすき間がないのかどうかは実際に測ってみないとわかりません。これを気密測定といいます。リキューでは全棟気密測定を行っています。
↑気密測定の様子
そんな高気密や高断熱など住宅性能のことも含め、土地選びのポイント、マイホーム購入のベストタイミングなど、住宅購入のための基礎知識講座【後悔しないための賢い家づくり勉強会】を6/13(日)14時から、蒲郡商工会議所にて開催します。
約3時間の長丁場ですが、途中休憩をはさみながら行います。
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(堀内)