気密測定の現場に密着! | RIKYU(リキュー) 一級建築士事務所|西尾・蒲郡で注文住宅なら

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気密測定の現場に密着!

2020.04.13

【気密性】

このブログを読んで下さっている方々はお聞きになったことが1度はあるのではないでしょうか?

快適で省エネな住宅をつくる為に、断熱性、換気性能とセットで欠かせないものが

本日のテーマ『気密性』です。

気密性とは、隙間を減らし室内と屋外の間で隙間風が生じないようにする性能です。

また、その性能をC値で表します。

C値とは、延床面積に対する隙間面積の割合を示す数値で、床面積1㎡当たり何㎠の隙間があるかを表します。

この値が小さければ小さいほど隙間が少なく、気密性が高いとされます。


高気密住宅は、隙間が少ない為熱が逃げにくく、計画換気を行いやすい。更に冷暖房の効率も非常に良いのです。

住宅会社を選ぶ際には是非、『御社の家の気密性能C値は平均でいくつですか?』『気密測定は実施していますか?』と質問してみて下さい。

数値を即答して下さり、その数値が1.0以下ならば気密測定をしっかり実施していると思います。

しかし、曖昧な答えが返ってきたり、1.0以上の数値が返ってくる、

ご希望でしたら気密測定行います。であったり、費用がかかりますよ。などと説明される会社だとしたら考え直すのが賢明です。

 

さて、本日はリキューのC値測定の現場を皆様にお伝え致します。

因みに、弊社は外部機関に実施して頂いております。

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①このように、窓1カ所を選定し設置します。

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②バズーカ砲のような機械(住宅気密測定器)で窓から室内の空気を外へ強力送風で排出します。

一気に内部の空気を外に排出し、外部と内部の気圧差から気密性を測定します。

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③測定は数分で終了しました。

気になる、本日の現場のC値は…0.33でした!!

リキューの基準は0.4以下です。

もしも、その数値が出ない場合は、隙間風が入ってくる部分を探し、その隙間を発泡ウレタンで塞いでいきます。

0.4以下の数値が出るまで、やり続けます。

性能の良い断熱材やサッシも勿論ですが、現場監督さんや、大工さんなど関係皆さまの丁寧な施工がリキューの建物を支えてくれているんだと

実感することができました!              

(営業 大城)

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