最近人気の平屋住宅
2020.04.30
皆様が想像する夢のマイホームは、2階建て?平屋?それとも3階建て?
十人十色、自分の理想とする家の形があるのではないでしょうか?
現在、一戸建ての住宅としては土地の面積が狭くても 部屋数を確保しやすいことから2階建ての住宅が主流です。
しかし、最近では、核家族化や高齢化社会が進み、 平屋住宅の人気が高まってきています。
余談ですが、私の両親も平家住宅に憧れております。
実際、居住専用住宅に占める平屋の割合は年々増加傾向にあります。
そこで今日は【平屋】にすることのメリット・デメリットをご紹介致します。
メリット① ワンフロア完結の為、段差のない空間を実現しやすく、老後も生活しやすい!
平屋のメリットを想像したときに一番に思い浮かぶのは、 「老後の生活が楽そう」ということではないでしょうか?
実際、「2階の寝室へ行くため」「洗濯物を干すため」と階段を上り下りするのは年を重ねると辛くなってきますよね。
平屋では完全バリアフリーにすることも可能なため、階段の上り下りがなくなることはもちろん、小さな段差による転倒や怪我を防ぐことができます。
1階と2階を分断する階段の掃除がなくなると同時に、1度に家中をまとめて掃除しやすいと言われています。
メリット② 階段がない分、スペースを有効活用できる!
2階建ての場合、階段のスペースが必ず必要です。
最近では階段下のスペースも収納等として使い、有効活用されるようになりましたが、それでもデッドスペースは出てしまいます。
それに加え、階段につながる上下階の廊下のスペース、また2階にトイレを設置したい場合はその空間も必要なので、4帖~5帖程度のスペースが2階建てと平屋建てでは差が出てきます。
平屋であればその空間を自分達に必要な部屋の確保に充てられます。
メリット③ 2階建てより構造的に安定しやすい!
地震大国と言われる日本では耐震の対策は重要です。
そのため構造が安定していることは安心材料の一つになると言えます。
直近でも長野県で1日に何十回も地震があったり、、、
コロナ+大地震なんて考えたくない程恐ろしいです。
平屋は2階建てと同じ面積の建物を建てる場合と比べて、地面に接している部分が大きくなります。
その分、一点に集中する重力を分散できるため、平屋は構造的に安定しやすいと言われています。
では、逆に平屋にすることのデメリットを挙げていきます。
デメリット① 広い土地が必要
ワンフロアのなかに必要な部屋やスペースをすべて収めるということは、その分土地の広さも必要になります。
広い土地を持っている場合などは別ですが、土地を購入して建てようという場合には、平屋は土地代が高くついてしまう場合があります。
広い土地は買えたものの予算の問題で最も重要な建物の方を妥協、、、なんて事もあり得ますね。
デメリット②日当たりが確保しづらい
平屋は建物の中心部に日が当たりにくいというデメリットがあります。
そのため、採光には工夫が必要です。
中庭や天窓を設けるなど、対策方法はありますが、その分コストはかかります。
予算内でどのような対策がとれるか、また設計上どのような工夫ができるかが鍵となります。
デメリット③ 敷地や周辺環境の影響を受けやすい
平屋はどの部屋においても屋外との距離が近いため、プライバシーの確保や防犯面での対策は必要です。
周りの視線等を考慮し、目隠しのフェンスをつけたり、防犯面を考慮しなければならず、費用が嵩みます。
また、周りに高い建物等があると日当たりに大きく影響しますので、周りの環境も合わせて確認し、間取りをプランニングする必要があります。
平屋のメリット、デメリットをご紹介して参りましたが、いかがでしたでしょうか?
平屋のデメリット例に挙げたものも考え方やプランニングの工夫で 解消できることもあります。
リキューでは、建築家の先生が様々な条件の土地のそれぞれの良さを活かし、悪さもプランニングの工夫により解決して下さいます。
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それでは、GW良き自粛を!
(営業 大城)