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現場リポート 地盤改良工事

2020.03.09

こんにちは、山本です。

今日は、地盤改良工事の現場をリポートします。

 

そもそも、「地盤」とは何でしょうか。

地盤とは、建物の下になる土地の土や岩などのことを総じて言います。

土の中の構造(地層)は複雑で、その土地によって様々ですが、大きく2つに分類すると、「支持地盤」と「軟弱地盤」に分かれます。

支持地盤とは、建物の重さを支えるだけの強度がある地盤のことで、軟弱地盤とは、建物を支える力がない弱い地盤ということです。

 

ご自身のお土地が「支持地盤」か「軟弱地盤」かは、地盤調査を行って判定します。

地盤調査の結果、軟弱地盤と判定された場合は、地盤改良工事が必要です。

軟弱地盤であっても、しっかりと改良工事を行えば、建物が傾いたりすることはありません。

 

リキューでは、ハイスピード工法という地盤改良工事を採用しています。

セメントを使用する工法では、六価クロムが発生するリスクがあったり、将来的に土地を売却する際などに、地中に埋めたセメントが地中埋設物となって、撤去費用の負担が発生する可能性があります。

ハイスピード工法では、天然の砕石を使用していますので両方の心配がありません。

ハイスピード工法3

工事では、特殊なピストンバルブ付きのドリルを使用します。

ドリル部分に、地面に圧力をかけるためのピストンがついているんです。

ハイスピード工法1

まずは、ドリルで地面を掘っていきます。

そして、不要な土を取り除きます。

ハイスピード工法2

次に、砕石を流し込んでいきます。

50センチ単位で、何度もピストンで固めながら行っています。

職人さん2人で声を掛け合いながら、手際よく行います。

ハイスピード工法4

表面までびっしりと砕石を押し込んだら、完了です。

ハイスピード工法5

今回は丸2日掛けて、23本のパイルを打ち込みました。

これで、安心してお家が建てられますね。

 

お家づくりは、分からないことがたくさんあると思います。

初めて聞くことや、難しい言葉も多いですよね。

リキューでは、家づくり初心者の方向けに「後悔しないための賢い家づくり勉強会」を定期開催しています。

次回は、3月15日(日)に西尾文化会館で行います。

コロナウイルス対策として、会場のアルコール除菌やマスク等をご用意していますので、安心してご来場ください。

皆様のご来場をお待ちしています。

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