西尾モデルいよいよ上棟!!
2018.02.09
先日、2月5日、気温は連日のように寒かったのですが、冬晴れの冴え渡る空のもと、西尾モデルハウスの上棟が行われました。
私が現場に到着したのは午前11時半ごろでしたが、すでに2階の柱建ては終わっており、梁や火打ちをかけている最中でした。
このクレーンで部材を吊り上げて工事を進めていくのですが、横に張り出している足みたいなものが3本見えますが、向こう側にもう1本あり、全部で4本あります。これを「アウトリガー」と言いますが、クレーンでの作業にもしっかりとアウトリガーを張り出し、周辺の安全等にも注意を払いながらオペレーターのかたが部材を上に運びます。この重機があればこそ、上棟も1日で終わるようになりました。重機が世の中にない時代の上棟を考えると想像を絶します・・・ ましてや、城などはさらに・・・
青いロープのようなものを「おび」と呼びますが、この帯も損傷のないものを使用することはもちろん、左右のバランスを考えてクレーンに掛けます。
また、柱にでっぱりと欠けた部分が見えます。このでっぱった方を「ほぞ」欠けたほうを「ほぞ穴」とよび、昔は大工さんがひとつひとつ手作業で加工していました。現代では「プレカット」といい、柱や梁などをあらかじめ工場で加工します。機械で加工するため、精度も高くとスピードも圧倒的に早くなります。
このように、現代の上棟は機械や重機等と大工さんの腕が相乗効果を発揮し、図面通りの建物に仕上がっていくのです。
まだまだ、書くことはあるのですが、今日はここらあたりで・・ また、来週
原田