新築の間取りで失敗しないためのポイント10選!西尾市、蒲郡市の施工事例も
一生に一度の大きな買い物といわれる家の購入。失敗や後悔はしたくないものです。しかし、すでに家を建てた方からは「もっとこうすればよかった」といった声が聞かれるケースも。そこで今回は、新築の間取りに失敗しないために意識してほしい10のポイントを解説していきます。記事の後半では、愛知県西尾市、蒲郡市で建てられた家の事例も紹介。西尾市、蒲郡市で失敗しない家づくりをするために、是非この記事の情報を参考にしてください。
新築の間取りで失敗しないためのポイント10選
では早速、新築の間取りを決める際に注意してほしい10のポイントを解説していきます。
1.重視したいポイントを決めておく
まずは、間取りの決定において、重視したいポイントをピックアップします。例えば、「子どもがいるから家の中でも遊べるようにする」「高齢者がいるからバリアフリー設計をベースに間取りを検討したい」など。家族構成やライフスタイルによって重視すべきポイントを絞り込み、それを設計の段階で住宅会社や建築家へ相談するのがおすすめです。
2.収納はしまう物の使用頻度に合わせた広さを設ける
家づくりにおいて、多くの方が「失敗した」と感じているのが「収納のつくり」です。収納は、しまう物の使用頻度や大きさによって面積を決めましょう。
3.使う頻度の高い物は備え付けの収納がおすすめ
食器や服など使用頻度が高いものは、備え付けの収納にしまうと出し入れがしやすくなります。特にリビングには、家族や来客が多いため、収納が大切。テレビ裏をうまく活用して収納をつくったり、壁面収納を取り入れたりするのがおすすめです。
4.使用頻度の低い物はまとめてしまえる収納スペースがおすすめ
季節物や日用品のストックなど、使用頻度の低い物が生活空間に近いところにあると、日常で邪魔になるケースも。使用頻度の低い物をまとめてしまっておける納戸や屋根裏部屋があると非常に便利です。
5.部屋や家具・家電の配置は動線を意識して考える
部屋や家具・家電の配置は、動線を意識して考えるのがおすすめです。例えば買い物帰りの場合、玄関のシューズクローゼットの隣にパントリーを配置すれば、スムーズに食材を家に運び入れることができます。また、パントリー・キッチン、ランドリー室・洗面脱衣室を繋げると料理や洗濯などの家事がしやすくなるでしょう。採用したい動線をあらかじめイメージしておくといいでしょう。
6.コンセントはライフスタイルや趣味に合わせて配置する
コンセントの位置の失敗もよくある後悔ポイントの一つ。コンセントはライフスタイルに合わせて使いやすく設置しましょう。例えば、料理をよくする家庭の場合はキッチンに、庭を手入れする頻度が高い場合は庭やベランダに、コンセントを多めに配置すると安心です。また、室内のコンセントの場合、カーテンや家具に隠れてしまわないよう注意して配置を検討しましょう。
7.水周りはできるだけまとめる
キッチンや洗面脱衣室、お風呂、トイレなどの水回りをまとめて配置すると、水やお湯の出る時間の短縮、配管工事やメンテナンスの効率アップなどが叶い、コスト削減に繋がります。また、生活にゆとりもできるでしょう。
8.部屋は数を増やすよりも「ひとつながりの空間」にする
部屋数は、家族構成やライフスタイル、趣味などによって決定しますが、決められない場合は、「ひとつながりの空間」を意識するのがおすすめです。部屋数を増やすよりも減らすことで広々とした空間を確保しやすくなるほか、同じ空間でも用途を兼ねることで無駄を省きつつ快適な住まいを実現できます。子ども部屋などのスペースを作りたい場合は間仕切り壁を上手に使うことでプライバシーを確保することもでき、ライフステージの変化に伴った自由度の高い使い方が可能です。
9.プライベートな空間をつくる
新しくつくる住まいには、1人の時間を楽しめるプライベートな空間を設けるのがおすすめです。趣味を楽しんだり一人リフレッシュしたりできるプライベートな空間は、ストレス解消にも役立ちます。子どもがいる家庭は将来使うことを想定した子ども部屋を、夫婦2人の場合でもそれぞれの部屋を作るとリラックスできるでしょう。
10.二世帯で暮らす場合は程よい距離感を大事にする
二世帯で暮らすことを想定した住まいでは、それぞれの世帯がストレスやトラブルなく平穏に暮らすために、個別に過ごせる部屋を用意しましょう。キッチンやリビングも別にした完全分離型もありますが、キッチンやリビング、お風呂、玄関などは共有し、その他の部分はそれぞれ分けるのもおすすめ。程よい距離感が保て、快適に過ごせるでしょう。
>>参考コラム:【西尾市】二世帯住宅を建てるなら!知って得する情報を紹介
西尾市、蒲郡市の施工事例
ここでは、リキューが手掛けた西尾市、蒲郡市の施工事例を紹介していきます。
動線や空間の広がりが考えられている注文住宅
玄関を入ってすぐの空間には、靴や上着を収納できるシューズクローゼットを設け、造作収納も設置。利便性が高い空間が実現しました。
キッチンとダイニングテーブルを横並びにして空間の広がりを演出。料理・食事の時間も家族とのコミュニケーションが取れます。
洗面化粧台は、キッチンやランドリー室、洗面脱衣室の動線の中に配置。また、2階から降りてくる階段、寝室からも行きやすい場所に設けているため、効率的な生活・家事動線が実現しています。
家族の一体感と個々の空間を大切にした平屋
パントリーとキッチン、ダイニングが一直線に繋がっている効率的な生活動線が魅力的。ダイニングスペースは、明るい日差しが降り注ぐ窓際に設け、ゆったりとくつろげる空間を実現しています。
巣穴のようなおこもり感が特別な小上がりの畳スペース。子どもの遊び場としてはもちろん、趣味を楽しむ空間としても使えます。
庇(ひさし)と袖壁によって日射をコントロールしつつ、大きな開口部で柔らかな日差しを部屋内に取り入れます。外には、個々の時間を有意義に過ごせるウッドデッキを設けました。
>>参考コラム:【平屋の間取り】注文住宅に採り入れるメリットは?西尾市、蒲郡市の坪単価も紹介
「2階リビング」の家
家族の想いや生活の具現化を目指すために「2階リビング」を採用した住まい。採光や景観が抜群で、周りからの視線を気にすることなくくつろげます。
階段上部の大きな開口部と、東西に面した窓からはたくさんの光が入り込み、気持ちの良い1日のスタートが切れる、そんな空間を実現しました。
玄関入ってすぐのところには、風通しの良いスケルトン階段を設置。階段上から入る優しい光も1階まで行き届き、明るく開放感のある空間が広がっています。靴箱も家のテイストに自然と馴染むように設置しました。
>>蒲郡市の施工事例:家中どこにいても暖かい床下エアコンのある暮らし
将来を楽しみにできる家
東側にあるご主人の実家と適度な距離感を保ち、駐車場や庭を共同で使えるよう計画したこの住まい。温かい木の温もりがちらっと覗く外観は、白と木のバランスを考えて配置しました。
外観に合わせて、白を基調とした室内。部屋のアクセントになるように、ご主人の大好きな青色のソファーを配置しました。
2階は多目的スペースとして利用可能。将来子どもが大きくなった際、部屋を分けられるよう、可変性を考慮して設計しています。
>>蒲郡市の施工事例:木の素材感がオシャレなスッキリまとまりのある家
>>参考コラム:注文住宅をおしゃれにしたい!西尾市・蒲郡市の施工事例からこだわりポイントを学ぼう
>>参考コラム:建築家といっしょに注文住宅を建てよう!メリットや西尾市周辺の施工事例を紹介
西尾市、蒲郡市で失敗のない家づくりならリキューへ
家族構成はもちろん、ライフスタイルや趣味、新しい家でやりたいことなどをリストアップして、優先順位などを検討した上で住宅会社や建築家へ相談するのが失敗しない家づくりのポイントです。
リキューでは、お客様の要望や理想を聞き出し、「目立つ家」ではなく使い勝手の良い「機能美あふれる家」を提供しています。西尾市、蒲郡市で失敗のない家づくりをするなら是非リキューへお任せください。
>>西尾市・蒲郡市で叶える理想の暮らし!リキューが提案する建築家との家づくりについてはこちら
著者:株式会社リキュー代表取締役 稲吉 伸英
保有資格:二級建築士 二級施工管理士 増改築相談員 耐震診断員 愛犬家住宅アドバイザー
これまでに培ってきた工務店の強みを活かし、地域に根ざした会社として、お客様に寄り添ったサービスを提供していきたいと考えております。
記事監修者:一級建築士 高地 可奈子
工学部建築学科卒業・大学院修了後、建築設計事務所勤務。建築設計事務所では、建築意匠設計、木造構造設計に携わる。その後大手経営コンサルティング会社を経て、現在は設計経験を活かしつつ、商品磨き、新メニューやツールの開発、研修などを通して工務店支援を行っています。