保険金受け取りのとき、実際にどんな手続きがあるの?
火災保険などの損害保険に加入してはいても、事故処理や保険金の受け取りとなると、手続きって分かりにくいですよね。事故が発生してから保険金の受け取りまでには、どんな手続きがあるのでしょうか。ここでは、富士火災の手続きを参考に、事故発生から保険金受け取りまでの流れについて、分かりやすく解説したいと思います。
事故発生から保険金受取までの流れ
事故が発生してから保険金の受け取りまでには、以下のような流れがあります。
・保険会社への事故通知。
・保険会社によるサーベイ(立会検査)。状況によっては、サーベイヤーによる確認や調査が省略され、修理見積書や写真によって確認できます。
・転売損害品の修理・手直し・転売・廃棄。
・保険会社への保険金請求書類の提出と損害額の決定。
・保険金請求書類を受領後、保険金支払いの手続き。
・保険金の受け取り。
保険金を受け取るために必要な手続き
1)Claim Noticeの提出
Claim Noticeとは、損害が発生したことを運送人に通知する書類で、貨物事故の損害賠償請求権の保全をすることができます。
2)損害品と良品の仕分け
外装の損傷だけではなく、梱包内の損害状態により、損害品と良品の仕分けをします。
3)写真の撮影
外装や梱包の損傷、貨物の損傷、損害貨物全体、コンテナの破損個所などを撮影します。
4)損害事故を立証する書類の準備
貨物が到着した際に、貨物に損傷が起きていたことを立証するため、書類を準備します。
保険金の手続きのことなら住まいの専門家に相談してみよう
損害保険に加入していても、保険金は請求手続きをしないと受け取ることはできないため、忘れずに請求手続きをするようにしましょう。請求手続きの方法は保険会社により異なりますから、詳細について問い合わせてみることができます。しかし、このように色々と複雑な手続きが必要で、不安に思うことがあるかと思います。そんなときはセミオーダー住宅のプロ・リガードに気軽にご相談ください。
まとめ
損害保険に加入していても請求手続きをしないと、保険金を受け取ることはできません。保険金受け取りの手続きをしっかりと把握して、いざという時に役立つ保険管理を心がけましょう。