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床材について Part5

2023.03.23

こんにちは インテリアコーディネーターの石川です。

今回も引き続き「床材」の特徴についてお話しします♪

ちなみにですが、、、
Part1~Part3 フローリング
Part4 フロアタイル
についてお話してきました。
よかったら過去ブログもご覧ください♪

今回のテーマは「畳」
お子様が遊んだり、布団を敷いて来客時の寝室としたり、洗濯物を畳んだり。。。
と、実は可変的に使用することのできる畳スペース。リキューでもご要望をいただく事が多いです。今回はそんな畳スペースの床材「畳」の特徴について、天然素材と人工素材の2種類に分けてお話しします♪

天然素材の畳


こちらの畳はイ草と呼ばれる草を干したものを織ってつくられております。
イ草の特徴としては、、、
吸湿・放湿、空気中の有害物質を吸着させるなどの効果があり、空気清浄の役割を果たします。
また、イ草の香りがリラックス効果と集中力をアップさせる効果があると言われているため、学校や仕事の成績が上がった!なんていう調査結果もあるようです☺
その反面、やはり天然素材なので経年変化により変色・退色をしたり
水分を吸収する際に汚れも一緒に吸い込んでしまいシミになりやすかったり、湿ったままメンテナンスを怠ってしまうとカビやダニが発生してしまいます。
定期的なメンテナンスにより時間とコストがかかりますが、イ草特有の安らぎを与える香りと天然の色味は人工素材では表現できない特徴です。

人工素材の畳

リキューで主に取り扱いをしている人工素材の畳としては
和紙に防汚加工したものを織り込んだ商品をご提案しております。
写真で見るとイ草畳と変わりないように見えますよね。
香りや質感、効果は違いますがカラーが豊富にあるため、スタイリッシュなインテリアにも馴染ませることができますし、写真のように床の間があるような純和室な空間にももちろんマッチします。

こちらの特徴としては、、、
紫外線による色褪せがしにくく、耐久性・防汚性が高いです。
また、樹脂コーティングがされているので飲み物をこぼしてしまった際でも染み込むことがなく、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使っていただけます。
それから、防汚加工により水分をはじいてくれるため、イ草で懸念されていたカビやダニの発生を抑えることがきます。
天然素材、人工素材を比べてみると
忙しい共働き夫婦の方や小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、人工素材の畳の方が機能面ではおすすめにはなりますが
近年では自然の温もりを感じられ、長く愛着を持ち、持続可能である自然素材にも大きな注目を集めています。
それぞれのメリット・デメリットを考えた上で、それぞれのご家庭にあった素材をお選びいただければ良いかと思います!

定期的に開催しております、完成見学会でも実際の畳をご覧いただくことができます。
どのような商品を使用しているのか、畳のスペースがあるのか など
見学会前にインスタライブにてご紹介しておりますので是非、ご活用ください♪

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