第4回 (第3回のブログはこちら)
こんにちは。住宅アドバイザーの鈴木です。
さて今回は『建築家打合せ3回目』の中身についてお伝えしたいと思います。
まずは建築家打合せ３回目に入る前に『赤ペンチェック』というお打合せを行います。
2回目の建築家打合せの後、提示された図面や模型をご自宅にお持ち帰りいただき、本当に提示されたプランでいいかどうか、変更したい箇所がないかどうかじっくり考えていただきます。
ご要望を細部までしっかりヒアリングしてからのプラン提示になるため、全く変更する箇所がないという事もありますが、「やっぱりここに扉がほしいな」とか「この窓をもう少し大きくしたい」など多少の変更点は出てくるかと思いますので、担当営業との間で変更点の確認をするというお打合せをします。
『赤ペンチェック』ですり合わせた内容を建築家にお伝えし、変更箇所を修正したプランで3回目の建築家打合せとなる為、3回目のお打ち合わせでは1時間も掛からないでプランが確定することがほとんどです。
毎回打合せ時間を２時間～２時間半ほどお取りしておりますので、残りのお時間で外壁の部材や外壁の色、サッシの色、雨樋の色などの仕様を建築家の頭の中にあるイメージだったり、お客様の好みだったりをお聞きしながら決めていきます。
このブログの第1回の際に建築家とのお打合せが3回で決まる理由をお伝えしますと豪語させていただきましたが、３回という回数が重要なわけではなく、1回1回のお打ち合わせで何をするのかが明確に決まっていること、それぞれのお打ち合わせの間に何をするのかも明確に決まっていること、何より1回目のヒアリングでお客様の中にある真のご要望を引き出すことができていることで、何回も変更が必要なプランではなく、しっかり3回で決まるプラン提示が可能になります。
まさにプロの建築家だからこそできる技ですね。
こうして文字にすることは簡単ですが、実際に実現している建築家の先生は本当に凄いなと毎回身に染みて感じております。
ちなみに建築家打合せ３回目からはインテリアコーディネーターも同席し、打合せの最後にインテリアについてのヒアリングを行います。
建築家の設計意図をインテリアコーディネーターとも共有した上で、次回以降のインテリア打ち合わせに繋がっていく訳ですね。
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