【蒲郡市・西尾市の注文住宅】図面から読み解く賢い家づくり~展開図~
2023.04.11
こんにちは。
図面から読み解く賢い家づくりということで、前回は立面図・断面図についてご説明させていただきました。
今回は、展開図についてご説明いたします。
【展開図】
…室内の仕上げ状況を把握するのに適した図面。
部屋ごとに室内の中心から見た様子を東、西、南、北のそれぞれ4面の立面を表したものになります。
展開図の良いところは、平面図からでは難しい内装イメージをつかめるところです。
天井の高さや形、壁の広さ、窓の高さ・大きさなど、部屋の中から見える様々な位置が
記載されており、寸法も書かれています。
それぞれの形や形状をよく確認して、室内のイメージを把握しましょう。
では、実際に西尾モデルハウスの図面と写真をもとに
どのように展開図が書かれているかみてみましょう。
平面図の中央にあるリビングの展開方向A(テレビボード側)をみてみると、
平面図では、棚のサイズや枚数などは分かりませんが、
展開図では各棚の高さやサイズ、壁の仕上げが書かれています。
同じ方向からみた写真と比べると、よりイメージが分かりやすいと思います。
テレビのサイズも事前に分かっていると、リビングで寛いでいるときにどのように見えるかも把握することができます。
内装や設備、使い勝手にこだわっている部屋では、特に展開図で仕上げをチェックしたいところです。
カウンターの高さや棚の高さ、収納棚や洗面化粧台などの住まいに欠かせない家具の位置も大切ですが、高さも使い勝手に影響してきます。
展開図はしっかりチェックして、あいまいな部分は残さないようにしましょう。