10月に改正になる長期優良住宅について
2022.09.20
皆さんこんにちは。営業の原田です。
今日は10月に改正になる長期優良住宅について書いていきたいと思います。
「良い家」の認定制度に長期優良住宅と言うのがあるのはご存じない方も多いと思います。
この制度の一部改正が予定されてます。
長期優良住宅の認定基準改正は
公布:令和4年 8月上旬
施行:令和4年 10 月1日
に行われる予定。
制度自体は平成21年6月4日からと新しい制度ではないので、こどもみらい支援事業では補助金額が80万円(ZEHは100万円)だったりと少し「良い家」の定義から後れをとっていた印象でした。長期優良住宅を改めて「良い家」のものさしにするための今回の認定基準改正について、少しまとめていきたいと思います。
ちなみにリキューは改正があっても長期優良住宅認定基準適合以上の性能を標準仕様としていますので、補助金対象から外れることなどありません。ご安心いただけたらと思います。
長期優良住宅認定基準一部改正案は国土交通省のHPでみることができます。<コチラ>
上記内容はすごく専門的なので、ここでは断熱と耐震の改正部分をピックアップして紹介していきます。
断熱性:省エネルギー対策に係る基準 改正
2022年4月28日公示
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律施行規則及び住宅の品質確保の促進等に関する法律施行規則の一部を改正する省令案等に関する意見募集について」の5ページ目
長期優良住宅認定基準 現行制度では断熱等性能等級4だったものが、、断熱等性能等級5及び一次エネルギー消費量等級6の基準に適合しなくてはいかなくなりました。
愛知県エリアのほとんどは断熱区分6地域になるので、UA値0.87以下からUA値0.6以下へ高断熱化されます。
また、一次エネルギー消費量等級6≦0.8となり、より省エネな住宅だけを認定基準適合に改正されます。
耐震性:壁量計算なら耐震等級3であること
2022年6月17日公示
「長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準の一部を改正する告示案に関する意見募集について」
『壁量計算は耐震等級3でないと認めない。』
4号特例(壁量計算でOK)の廃止が省内で検討されているので、そちらを反映した内容でしょうか。
耐震等級2と耐震等級3には大きな違いがあるため、設計上の変更を余儀なくされる会社様も多いかもしれません。重ね重ねですが、リキューでは耐震等級3+免震工法を標準仕様としていますので、ご安心してください。
2025年には断熱の基準が義務化を迎えます。これから住宅を建築する方や検討するという方は住宅の制度がどんどん変わっていきますので、その都度十分ご理解して頂いて住宅を検討してもらいたいと思います。
*イベント情報*
10月は完成見学会3棟開催!
① 10月8日(土) – 9日(日) 蒲郡市三谷北通
② 10月15日(土) – 16日(日) 蒲郡市西浦町
➂ 10月22日(土) – 23日(日) 豊橋市一色町