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多くの住宅会社が東海労金さんの住宅ローンをすすめる理由

2020.03.04

小林です。

 

現在当社では、来店のお客様に入店時に手指のアルコール消毒をしていただいています。

ご協力ありがとうございます。(早く終息することを祈るばかりです)

 

さて、先日来店されたお客様がこんなことをおっしゃっていました。

「これまで行った住宅会社のほとんどが東海労金さんの住宅ローンをすすめてくるんですけど、何でなんですかね??」と。

 

(私は住宅会社で仕事をしているので、他社さんで「こんなことを言われた」というお客様のお話がとても興味深いです)

 

私は「何で労金さんをすすめるのか、理由を聞かれました?」と答えました。

 

住宅ローン商品は世の中にたくさんあります。しかし、どんな住宅ローンが良いかはお客様ごとに違います。(必ず違います)

 

住宅ローンをすすめるならば、本来は、まずはお客様にじっくりヒアリングをした上で、そのお客様にとって良いと思われる住宅ローンを紹介する。これが普通(ていうか、でないと提案できないです)だと私は思っていますが、冒頭のお客様によればどうもそのようには話はされなかったとのこと。

 

住宅会社が東海労金さんをすすめる理由は何でしょうか。

それはおそらく「保証料がかからない」からでしょう。

 

通常、金融機関から住宅ローンを借りるには多くの場合、保証料というものがかかります。例えば3000万円借りた場合には60万~80万円くらい必要になります。(金融機関や審査結果によります)

 

東海労金さんは保証料が不要です。住宅会社はこれが「お客様にメリットがある」としてすすめてきます。

しかし、実際にお客様にメリットがあるかどうかは注意が必要です。

 

住宅会社にとっては、住宅ローン費用に予算をもっていかれると住宅が売りにくくなるという心理がはたらくので、保証料のかからない東海労金さんをすすめようとします。そうするとお客様に全体予算をおさえて提示することができて、めでたく成約。

 

って、ちょっと待ってください。

 

住宅ローンを利用する際には注意しなければいけないことが実はたくさんあります。

(東海労金さんだけ注意が必要ということではなく、どの金融機関の住宅ローンを使うでも必ず注意しなくてはいけないことはあります。今回は、面談したお客様がたまたま「住宅会社の多くが労金さんをすすめてくる」というお話があったので東海労金さんを事例にしてお伝えします。)

 

土地から買う場合、土地の費用は他の金融機関と同じで東海労金さんも融資してくれます。が、土地費用を融資した翌月から返済が始まります。「アパートの家賃と土地費用の返済が重なってもいいよ」という人は問題ありませんが、家賃とローン返済が重なるとキツイ!という人には向かないかもしれません。

 

もうひとつ。

東海労金さんは、建物費用は「建物が上棟(屋根がかかった状態)したら」融資してくれます。

多くの住宅会社の場合、建築工事費用の支払いの大部分を「着工金」「上棟金」「最終金」の3回に分けて支払いをする必要があります。例えば、3,000万円の工事契約ならば1,000万円ずつの支払いです。この場合、着工金の1,000万円は自己資金で手当てしなくてはいけないことになります。

 

土地費用や建物工事期間中の費用をローンで支払っても返済が始まらないようにするには「つなぎ融資」というものを一般的には利用します。が、東海労金さんはつなぎ融資は使えないので注意が必要です。

 

・・・という話を冒頭のお客様にお伝えしたら、「そうだったんですね。スッキリしました」と。

 

 

参考までに…東海労金さんの住宅ローンのサイト↓

https://tokai.rokin.or.jp/loan/jutaku_loan.html

 

住宅ローンは、保証料や手数料、また金利だけではその人にとっての適不適は判断できません。それは金融機関側の情報でしかないので。それより大事なのは、お客様が何の目的で住宅ローンを組み、どういう心配を抱えているかなどをお聞きし、いくら借りるかも含め 最適と思われる住宅ローンを一緒に考えていく。

それしかできないんです。

 

 

(住宅金融普及協会認定 住宅ローンアドバイザー)