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気密性が高い住宅のメリット

2019.09.16

こんにちは。

残暑が厳しい毎日が続きますね・・・

今日は住宅の気密性について少しふれてみようかと思います。

このブログを読まれている方の中にはこれから住宅を検討される方もいらっしゃると思いますが、住宅は断熱のことはよく語られるのですが、気密について語られることが多くないのが実情です。

例えば長期優良住宅には断熱の基準はあっても、気密の基準がありません。

以前はありました。寒冷地ではC値では2㎠/㎡、それ以外では5㎠/㎡以下にという規定が2009年4月に削除されたのです。なぜでしょうか?

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断熱性は机の上の計算でできても、気密性は測らないとわからないのです。

新築の住宅の隙間にそんなに違いがあるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あるんです!!

C値とは床1㎡あたりの隙間の面積が何㎠あるかを数値化したものですが、今の時代、1.0以下が必須と言われています。

1.0や3.0という数字で見ると違いが分かりにくいのですが、家の床面積が30坪とすれば、約100㎡ですから、家全体の隙間はC値1.0なら100㎠、

C値3の場合は何と300㎠の隙間があるということになります!!これでは、花粉やホコリはおろか、小さな虫やクモまでも家に侵入しちゃう恐れもあります。

C値はせめて0.5以下にもっていく必要があると言えます。

 

そんな気密性の重要性も含めて住宅を検討するうえで後悔しないために行っているのが「賢い家づくり勉強会」です。

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10月度は13日(日)西尾文化会館にて開催予定です。いよいよ10月からは増税も始まりますし、なおのこと後悔のない家づくりを検討するためにも今しかできないことを勉強しましょう!!

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