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アールプラスハウス建築家との打合せ

2019.05.23

 

きょうはS様と建築家との1回目の打合せがありました。担当した建築家は東京で設計事務所を構える一級建築士・鹿田健一朗さん。

 

アールプラスハウスの登録建築家は現在80数名いますが、お施主様が指名したりコンペ形式で決まるわけではなく、お施主様の要望やライフスタイルなどお聞した上で決定されます。いわばマッチングです。

とは言え、初回の打ち合わせは「初顔合わせ」なので、お施主様もやや緊張されます。ふつう、"建築家の先生"とういと、気難しそうでとっつきにくいイメージを持つかもしれませんが、アールプラスハウスの建築家はなぜかみんな「気さくないいおっちゃん」という感じの人ばかりです。(女性もいます) 今回の建築家もそうでした(笑)

 

きょうの打合せ、まずは蒲郡駅へ建築家を迎えに行き、合流。その足で建築地へ向かいました。

初回の打合せ時には必ず建築家は現地を見ます。

 

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360°カメラで周囲を撮影する建築家・鹿田さん。(撮影しながら周囲の「音」も聞いていたそうです)

 

事前に、土地の状況を示した図面や法的規制等をまとめた「敷地調査報告書」というものを建築家に送るのですが、それに基づいて現場を確認するのと、あとは、現地でしかわからない「光」や「音」、「風」などを建築家自身の五感で感じ取ります。

現場に着くなり建築家・鹿田さんは敷地の中に入るかと思いきや、敷地からはどんどん離れて、曲がり角をまがって姿を消してしまいました。

しばらくすると、反対方向の曲がり角から、周囲を見渡しながら戻ってきました。

「周りにどんな家が建っているのかを見てました」

 

アールプラスハウスの建築家は、周辺環境を見ながら、街並みとの調和も考えてプランニングをします。

それから敷地に入り、約35分ほど、周囲を見渡したり、写真を撮ったり。

「ごみの集積場所はどこですか」

なぜそんなことまで聞くのか。

「ゴミ出しは日常の作業なので、その動線も考えるんです」と鹿田さん。 

 

打合せ場所(リキュー蒲郡事務所)に移動し、S様との打合せ開始。

 

これまで、私とS様は何度も建物イメージの打合せをし、イメージや要望を共有してきました。

 

アールプラスハウスは建築家との打合せが3回と決められています。多くの方は、はじめ、「3回でほんとにプランが決まるか不安」とおっしゃいます。

実はこの3回には意味があって、

 

①打合せを3回に絞ることで質の高い提案をすることができる。(回数が多ければ質が良くなるわけではない)

②アールプラスハウスの建築家はヒアリング能力が高いため、実は 3回あれば十分。(ヒアリング能力が高い=お客様が要望シートに記入した要望以外も聞き出してくれる。結果、本当に必要なものとそうでないものがはっきりとするので、プランの完成度が高くなる)

③建築家打合せの前に行う「予備打合せ」(リキュー担当者との打合せ)をじっくり行うことで、建築家に伝えるお施主様の要望やイメージが具体的となり、建築家はより照準の合ったプランニングに自らの提案を加えることができ、結果、お客様が満足するプランを提案することができる。

 

アールプラスハウスのコンセプトは「建築家とつくる 高性能な住宅を 手の届きやすい価格で」提供すること。

 

たんなる設計士ではない、建築家という「レベルの高い 住宅設計のプロ」に基本設計を依頼するわけですが、いくら質がよくてもコストが高すぎるのでは意味がありません。とかく、値段が高くなりがちな「高性能」(長期優良レベルではなく、ZEHレベルでもなく、それ以上の)な住宅においては、建築家の設計力を用いることで、結果的にコストセーブをすることができるわけです。

 

・・・なんて書くと、アールプラスハウスの建築家ってすごい人みたいに思えるかもしれませんが・・・実際にそうなんです。私は以前勤めていた会社でも自由設計で高気密高断熱の注文住宅をやっていましたが、ハッキリ言って全然レベルが違います。これはアールプラスハウスに関わっていちばん感じているところです。

ただ残念ながら、アールプラスハウスの建築家の打合せを体験していただくにはプランご提案費用を頂く必要があるので、きょうこのブログで、少しでもアールプラスハウスの建築家を知っていただければと思い、書いています。

 

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なごやかな雰囲気で打合せは進みます

 

S様との打合せの様子をもう少し。

「奥さん、お化粧はどこでします?」「お休みの日はどんなふうに過ごすんですか?」

これくらいはどこの住宅屋さんでも聞かれることでしょう。でもきょうの打合せではこんなことも聞いていました。

「ご主人、ヒゲは電気シェーバーですか?T字カミソリですか」「お二人はコンタクト(レンズ)ですか?」

これ、何のために聞いたのか。あとで建築家・鹿田さんに聞いたところ、洗面台の形状やカウンターから鏡までの距離をプランするために聞いたとのこと。「T字カミソリでヒゲをそるのであれば、水やフォーム(泡やクリーム)を使うため結構ビチャビチャになるのでそれに対応できる洗面台がいいだろうし、コンタクトレンズを付けるのであれば鏡に寄って付けるだろうからじゃまにならない洗面の形状がいいだろうし…」

 

そこまで考えるから建築家、なんですね。

次回S様に提案するプラン。どんなものが出されるのか、今から楽しみです。

 

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テーブルの上には、私がS様と予備打合せした際の資料が。予備とはいえ、しっかりと事前打合せすることで、建築家の3回の打合せが十分な内容となるのです。

(この写真の建築家、鹿田さん。顔はちょっとコワオモテですが、ジョークをよく飛ばすおもしろい先生です)

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