立ってするか座ってするか、それが問題か。 ~トイレの床は無垢床 or 塩ビ?~
2018.07.19
お客様との打合せにはいろいろありまして、その中のひとつに「仕様打合せ」があります。壁紙を何にしようかとか、どんな棚をつけようかとか、インテリアコーディネーターといっしょにやるその打合せはとても楽しいものです。
その仕様打合せの中にも「床材を何にするか」というシーンが必ずあります。リキューではオークやアカシアなどの無垢床材を標準でラインアップしていて、お客様の中には「無垢の床がいいから」といってリキューで建ててくださる方もいます。(ありがたいことです)
しかし、仕様打合せの中では、その無垢床をめぐって、お客様で(とくに夫婦間で!)あるバトルが繰り広げられることがめずらしくありません。そのバトルとは・・・・
トイレの床をお部屋と同じ無垢床にするか、それとも、トイレの床は尿ハネで汚れるから塩ビタイルにするか、という選択のバトル!
奥様は、お部屋の雰囲気と同じように、トイレ空間もかわいくしたいので床材は無垢にしたい。でも、旦那さんが 「立ってする」 から、汚れを気にして塩ビタイルにしたほうがいいのか・・・・ 悩み、そして旦那さんにこう告げる。
「あんたが座ってすればいいじゃん!」
すると旦那さんはすかさず抵抗。
「そんなことできんわ!」
福山雅治が以前どこかのラジオ番組で言っていたのですが、立ってすると、自分の体はもちろんのこと、トイレの壁や扉にも尿の飛まつが飛んでいくのだそうです。「立ってする人が考える以上に、おしっこは飛んでるんです」と。
また、2年ほど前に放送されたNHKの「ためしてガッテン」ではこんなことをやっていました。
「トイレの水面(おしっこをねらうところ)から12cm以上離れると、空中に放出されたおしっこの形状が変わり、水面ではじけ飛びやすくなる」 んだそうです。
大人の男性が立ってすればほぼ間違いなく水面から12cm以上あるでしょう。
(逆にいえば12cm以内ならはじけ飛びにくいらしいです)
参考記事 ↓
さて、仕様打合せの話。
リキューでは、座ってするご家族にも、立ってするご家族がいる方にも、対応しております(笑)。
無垢床、塩ビ床、どちらを選らんでも後悔しないように、インテリアコーディネートさせていただきますので
ご安心ください( ̄▽ ̄)
無垢床のトイレなら、壁面をおしゃれな陶器タイルで。 (リキュー西尾モデルハウス)
塩ビタイル床なら、天然木のカウンターがいいアクセントに。 (リキュー蒲郡ショールーム)
以上、座ってする派の小林でした。