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上棟を5日に控えて

2018.02.02

こんにちは。金曜日です。原田です。

いよいよ上棟日が3日後に迫ってきました。上棟の様子などについては、来週のレポートでお伝えできるかと思いますので、乞うご期待。

なので、今日は上棟の言われについてお伝えしようかなと思います。

そもそも上棟とは、木造建築で柱や梁などを組み立てて、屋根の一番上の部材である棟木を取り付けるときのことです。鉄筋コンクリート造ではコンクリートの打ち込みが終了したとき、鉄骨造では鉄骨工事が終了したときを指すことが多いそうです。
「棟上げ(むねあげ)」「建方(たてかた)」「建前(たてまえ)」とも言います。古い時代の儀式では,大工は束帯を着し幣(ぬさ)を取って屋上に昇る。天御中主(あめのみなかぬし)尊,大日孁貴(おおひるめのむち),月弓(つくゆみ)尊などをまつる祭壇は正式には屋上と柱根両所に設けるそうですが,略していずれか一方に設けることもあるそうです。祭壇には槌,鏡餅,陰形(めがた)餅,九曜餅,月形餅,魚貝・野菜類,清酒,木綿綱,破魔弓,扇子などを供えます。もちろん地域によって供える供物は違いますが。

平安時代以降の建築工事では,礎(いしずえ)(礎石を据えるとき),手斧始(ちようなはじめ)(事始(ことはじめ),木作始(きづくりはじめ)とも呼び,材木加工の開始),立柱(りつちゆう)・柱立(はしらだて)(柱を立てるとき),上棟(じようとう)・棟上(むねあげ)(棟木をのせるとき)が主要な儀式で,日時をあらかじめ陰陽師が卜占し,当日は建築工匠と工事関係者が工事場に集まって儀式を行ったそうです。手斧始では工匠が材木に墨糸で墨を打って手斧で削る所作を行い,上棟では棟木上に五色の絹や御幣を飾り,酒を供えたそうです。

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5日の月曜日の上棟当日は天気予報では雨も降りそうにないので、無事工事が行われることを願います。

では、また次の金曜日に。

原田でした。

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