西尾モデル建築中
2018.01.19
皆さん、こんにちは。金曜日の原田です。本日も、西尾に建築中のモデルハウスの工事レポートです。毎週金曜日は工事の風景をお伝えしていますが、お付き合いの程、よろしくお願いします。
先週、ベースの部分をお伝えしましたが、今回は立ち上がりのコンクリート打ち、養生です。
コンクリートの外側に移っているのが型枠で、鋼製型枠です。この型枠を組む作業も正確さが求められます。型枠が狂えば、基礎が狂います。その組まれた型枠の中にコンクリートを流し込み振動をかけて打ち込んでいきます。このときの振動のかけ方が悪いと強固なコンクリートが仕上がりません。業者さんが注意を払いながら丁寧に打ち込み作業を進めていきます。上の写真は、打ち込みが終わって数日が経過した状態です。夏であれば、高気温と多湿に気を付け、冬であれば、低気温と乾燥に気を付けます。
上の写真はコンクリートの養生に使用した養生マットです。
コンクリートから突き出ている金物が見えると思いますが、これをアンカーボルトといいます。この基礎の立ち上がりにこのアンカーボルトが何十本も突き出ているのですが、この金物が基礎と土台を強固に緊結します。もし、万が一大きな地震が起きた場合、土台ごと家が倒れないようにするためのものです。
このように、基礎、アンカーボルトなども、しっかりと構造計算を行ったうえでの仕様になっています。木造住宅の建築では構造計算がしっかり行われているかどうかが、鍵になってきます!!
では、次週につづく・・