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RIKYU HOUSE

REPORT

「高性能住宅」なんて無くなればいい

2019.12.30

小林です。

 

今年リキューで建てさせていただいた建物は全部で25軒。無事にお渡しすることができました。本当にありがとうございます。

年内の作業を終えたところで私なりに振り返りをしてみました。

 

 

今年は弊社の建物の断熱仕様が大きく変わった年でした。

まず壁内の断熱材がリクシル製の硬質ウレタンパネル 厚85mmから、旭化成の「ネオマフォーム 厚85mm」に変わりました。

そして、樹脂サッシをアルゴンガス入りのものに変えました。(アルゴンガスは熱を通しにくい性質をもっています)

 

 

これら材自体の断熱性能(熱抵抗値)が上がったことにより、家全体の断熱性能も大きく向上しました。

今年完成した建物のうち上記仕様に変更前のUA値(外皮平均熱還流率)平均は0.46、

変更後のUA値平均は0.34でした。(単位はいずれも w/(㎡・k)。数字が小さい方が断熱性能・省エネ性能が高いことを表します。)

 

 

このような性能の建物をお客様にお渡しできるようになり、私としてはうれしく思います。

同時に、これくらいの性能の家が早く当たり前になってほしいと思います。

 

 

弊社リキューは、単に「うちの建物は性能がいいですよ」と言いたいからこのような建物を提供しているわけではありません。

これからの住宅は、環境面においても資産価値の維持という面においても、これくらいの性能が最低限必要と考えています。

とりわけ環境面においては、真に省エネな住宅を普及させることでCO2などの温室効果ガスを減していくことが社会から求められています。

 

でも、日本の住宅は性能がまだまだ中途半端なものが多いのが現状です。

 

なぜでしょうか。

 

 

今年9月に気候行動サミットがニューヨークで行われました。記憶にある方も多いと思います。

フランスやドイツなど先進諸国がこぞって地球温暖化抑止への具体的な行動計画を示す中、日本は具体的な行動を示せず

スウェーデンの16才の少女に皮肉られる始末でした。

 

このサミットでの日本の姿勢がすべてとは言いませんが、

そもそも住宅の省エネ化を加速せよと言ったのは、日本が議長としてまとめた「京都議定書」が発端。だから住宅の省エネ基準義務化の方針が打ち出されたわけです。

ところがこの義務化も "諸事情により" 先送り。日本の住宅の「真の」省エネ化が進まないのも無理はありません。

 

 

国の施策を批判する気はありません。

すくなくとも住宅建設またはそれの材料の生産供給におけるCO2削減を目指すのはこれからも変わらないでしょう。

であるならば、私たち住宅会社は、消費者がどの住宅を選んでも性能にバラつきがないようにしなければならないのではないでしょうか。

 

 

私は「高性能住宅」なんていう言葉は無くなればいいと思っています。

消費者が好きに選んだ住宅が、

当たり前に省エネで、当たり前に資産価値を維持してくれるようになればいい。

 

そんな家を、来年もお客様にお渡ししたいと思います。

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