「高気密住宅にすることを検討している」
「高気密住宅に関する注意点について知りたい」
このように、高気密住宅について気になっている方が多くいらっしゃると思います。
しかし、高気密住宅に関する注意点について詳しく知らないですよね。
そこで今回は、高気密住宅に関する注意点について詳しく解説しました。
□高気密住宅にする際の注意点
*隙間があると結露が発生
壁面に断熱材を入れる場合は、柱と断熱材にわずかな隙間ができやすいです。
温度差によって、結露ができる可能性があります。
この現象を「壁内結露」と言います。
壁内結露は、壁や柱といった建物の劣化をもたらします。
また、カビの原因にもつながります。
そのため、定期的に換気を行うようにしましょう。
*暖房器具による乾燥
高気密住宅は、石油を使用した暖房器具を使用できません。
エアコンや蓄熱式断熱器具が主流です。
特に、エアコンはファンによって気流が発生します。
その結果、全体が暖まった分、家全体が乾燥してしまいます。
そのため、乾燥予防を常に行っておきましょう。
また、石油ストーブを使用した場合は、室内の二酸化炭素の濃度が高いです。
それゆえ、頻繁に換気する必要性があります。
*臭いがこもってしまう
キッチンの生ゴミや日常生活の臭いが強いと、部屋の中にこもってしまいます。
部屋に設置している換気システムは、空気の循環が目的です。
そのため、一般的な換気扇は強力な力を持っていません。
その結果、室内の消臭が追いつかない可能性があります。
対策として、臭いがこもりやすい場所には換気扇を設置したり、消臭剤を置いたりするのが良いでしょう。
*シックハウス症候群
高気密住宅では、自然な空気の入れ替えがほとんどありません。
空気の入れ替えの効率が悪いと、ハウスダストが家にこもりやすくなってしまいます。
その結果、頭痛やめまい、吐き気といったシックハウス症候群を引き起こす可能性があります。
家を建設する際は、有害物質を発生させない建材を使用しましょう。
また、換気や掃除を徹底して行います。
□高気密住宅での対策
高気密住宅は、室外の温度に左右されません。
そのため、室内は快適な温度を保てます。
しかし、結露や乾燥、空気の循環といった注意すべきことがいくつもあります。
□まとめ
今回は、高気密住宅に関する注意点について詳しく解説しました。
この記事を参考にして、注意して高気密の環境を作り出しましょう。
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