蒲郡市の子育て支援制度や助成金は?住みたい地域の情報をチェックしよう!
「そろそろ家族のためのマイホーム作りについて考えたい」と思っている方へ、今回は愛知県蒲郡市の子育て支援制度や、気になる助成金制度についてご紹介します。子育て世帯にとって、住むエリアの支援制度や助成金の情報は事前に知っておきたい重要な事柄の一つです。マイホーム作りで大切な土地探しを始める前に、ぜひ蒲郡市の特徴を確認してみてください。
蒲郡市について
子育て支援について紹介する前に、まずは蒲郡市の特徴と住み心地をチェックしてみましょう。
蒲郡市はどんなところ?
蒲郡(がまごおり)市は、日本の文化を感じられるスポットが多く観光地としても人気の高いエリアです。海辺のまち町なので海風が心地良く、リゾート気分を味わうことができるのも魅力の一つです。ここでは、休日のおでかけにぴったりな2つのおすすめのスポットを紹介します。
竹島
市内には蒲郡市のシンボルともされる、天然記念物「竹島」もあります。竹島へはフェリーは利用せず、長さ約387mの竹島橋を歩いて渡ることができます。パワースポットとして有名で、開運や安産などの神様を祀る八百富神社があることでも有名です。
ラグーナテンボス
三河湾を望む複合型リゾート施設の「ラグーナテンボス」。観覧車やジェットコースター、メリーゴーランドなどの多彩なアトラクションがあり、子どもから大人まで楽しめる設備が満載です。夏には屋外プールで遊ぶこともできます。1日では足りないほど充実した施設で、近隣にはホテルが複数あります。
温暖な気候を生かしたフルーツ栽培が盛んな地域
蒲郡市は一年を通して温暖な気候であり、雨が降ることも少ないエリアです。その温暖な気候を活かしてフルーツ栽培を盛んに行っています。中でもみかんの生産が盛んで、ハウスで育てられた蒲郡みかんは日本全国に多数出荷されています。
蒲郡市にある「蒲郡オレンジパーク」では、みかんをはじめ、いちご・梨・マンゴー・サクランボなど、さまざまなフルーツ狩りを楽しむことができる施設として有名です。
蒲郡市の公共交通機関について
蒲郡市には名鉄西尾・蒲郡線とJR東海道本線が走っています。市の中央に位置する「蒲郡駅」は、その両方の路線が乗り入れる主要な駅です。東海道新幹線が乗り入れる「名古屋駅」までは、約45分でアクセスできるので利便性も良いでしょう。
蒲郡市内は名鉄バスや市内循環型のコミュニティバスが走っているため、自動車を運転できない方でも、比較的生活しやすいエリアと言えるでしょう。
蒲郡市の子育て支援制度や助成について
ここからは蒲郡市の子育て支援制度や助成金について確認していきます。
蒲郡市の伴走型子育て支援
蒲郡市では、妊娠期~子育て中のママ・パパのための、伴走型子育て支援を実施しています。
まず、妊娠が分かり「妊娠届」を出す際に母子健康手帳の交付とともに、妊娠期の過ごし方について考える機会を設けています。その後、妊娠8か月の頃には産前産後の過ごし方についてのアンケートを送付し、必要があれば相談する機関を紹介してもらえます。出産後は、保健師による赤ちゃん訪問で産後の不安や心配事についての相談を行っています。
そして蒲郡市の伴走型子育て支援では、「妊娠届提出時」「妊娠8か月頃」「産後の赤ちゃん訪問時」の3つのタイミングで、それぞれ以下のとおり助成金もしくはギフトが給付されます。
妊娠届提出時
「妊娠応援ギフト」という名目で、現金5万円が給付されます。妊娠届を提出する際に、子育て世代包括支援センターにて申請を行いましょう。
妊娠8か月頃
妊娠8か月頃に給付される「出産応援ギフト」は、蒲郡市独自のギフトです。出産応援ギフトを受け取るには、アンケート回答と面談を受ける必要があります。面談では、産前産後の過ごし方について、上の子がいる場合は預け先や育児について、産後ケアサービスなどの利用についてなど、保健師や助産師の方と一緒に考える時間が設けられます。
産後の赤ちゃん訪問時
出産後は、保健師・助産師・こんにちは赤ちゃん訪問員のいずれかが自宅を訪問し、産後のママと赤ちゃんの様子を確認する、赤ちゃん訪問が実施されます。体重の測定や育児に関する相談などができるので、初めての妊娠・出産で不安な気持ちが募ってしまっている方にとっても安心のサポートです。赤ちゃん訪問時には、5万円の「子育て応援ギフト」の給付申請を行うことができます。原則として生後4か月頃までに申請が必要なので、忘れずに行いましょう。
蒲郡市のそのほかの子育てサポート
蒲郡市にて行っている子育てサポートについて、いくつか参考になるものをご紹介します。子育て世帯の方が利用したいと思えるような、便利な支援制度もあるので、ぜひ確認してみてください。
3人乗り電動アシスト付き自転車の貸し出し
蒲郡市では幼児が2人以上いる子育て世帯の方に、3人乗りの電動アシスト付き自転車の貸し出しを行っています。貸し出し期間は原則1年間で、就学前の3月31日まで利用可能な制度です。幼児用のヘルメット購入は自費になりますが、「ヘルメット購入費補助制度」もあるので、こちらも併せてチェックしてみましょう。申し込みは、電子申請システムを利用して行うことができます。子育て支援課や蒲郡市内にある児童館・保育園にて配布している申込書の提出でも申請可能です。
参考元:蒲郡市|令和6年度3人乗り電動アシスト付自転車の貸出し
はぐみんカードの配付
蒲郡市では、子育て家庭優待制度を利用できる「はぐみんカード」の配付も行っています。子どもが満18歳に達した年度末まで、協賛店・施設にて割引やサービスを受けられるカードです。2023年12月時点で約134店舗の協賛店があります。協賛店は「はぐみん優待ショップステッカー」の貼り付け、またはWEBサイトでも確認可能です。
子ども医療費の助成制度について
蒲郡市は子どもの通院・入院医療費の助成が高校生世代(18歳の年度末)まで受けられます。通院・入院にかかる保険診療費の自己負担額が、すべて助成される制度で、令和5年の1月に助成対象が15歳から18歳までに拡大されました。
ケガや病気の多い子どもがいる家庭にとって、医療費が助成されるのはとにかく大きい要素の一つです。助成制度を利用するには、子ども医療費受給者証の交付申請が必要なので、必ず申請を行うようにしましょう。
子育て支援が充実した蒲郡市で注文住宅を建てるならリキューにお任せ!
子育て世帯にとって嬉しい子育て支援、助成金やギフトの給付、医療費の助成など、制度が充実している蒲郡市。「この土地で子育てをしたい」「このエリアにマイホームが欲しい」と考える方は、リキューまでご相談ください。ご家族のライフスタイルや理想の暮らしに沿った家づくりを、建築家の技術とわが社の経験をもとに全力でサポートいたします。高性能でデザイン性も高い、それでいてコストを抑えた家づくりを実現したい方は、ぜひリキューへご相談ください。
著者:株式会社リキュー代表取締役 稲吉 伸英
保有資格:二級建築士 二級施工管理士 増改築相談員 耐震診断員 愛犬家住宅アドバイザー
これまでに培ってきた工務店の強みを活かし、地域に根ざした会社として、お客様に寄り添ったサービスを提供していきたいと考えております。
記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。