保険料の支払いと支給額はどう決まる?住宅火災保険から「新型」の火災保険へのトレンド
火災保険に加入してはいても、保険料の支払いや支給額がどうやって決まっているのか分かりにくいですよね。時価契約と再調達価額の違いについて理解すると、自分にぴったり合った火災保険を選ぶことができます。ここでは、新型の再調達価額契約へのトレンドについて、分かりやすく解説したいと思います。
時価契約から再調達価額での契約へ
1998年の保険料自由化以来、火災保険の商品は多様化しており、時価契約から再調達価額での契約へとトレンドしつつあります。住宅火災保険など従来の時価契約では、住宅は建ててから年数が経つと価値が低下するとの考えで、再建に必要な金額から目減り分を差し引いて保険金が算出されていました。新型の再調整価額契約の火災保険では、住宅を再建するのと同等の金額が支給されるようになりました。そのため、加入している火災保険が再調達価額契約となっているか、住まいや家財の経済的損失を保障する内容となっているか、再確認してみましょう。
保険料の支払いと支給額はどうやって決まるの?
新型の再調達価額契約では、リスクとして必要性の少ない部分の補償に支払限度額を設定することができ、自分に適した保険に加入することができます。例えば、火災は怖いから満額補償に、でも水災のリスクは少ないから補償額を減額するなど、調整して保険料を軽減することができるのです。また、複数ある建物をまとめて契約したり、長期一括払特約にすることでも、保険料を割安にすることができます。保険料率は鉄骨より木造の方が高額になることが多く、各社の保険料にも差があるため、比較してみる必要があります。
火災保険のことなら住宅の専門家に相談してみよう
保険料の支払いや保険金の仕組みを理解していることで、自分の必要に適した火災保険に加入することができます。再調整価額契約では、建物や家財によって評価額が決まり再建築費が支給されるため、災害が起きた時にも安心して補償を受けることができます。再調達価額契約へのトレンドにの理解は複雑で、専門的な知識も必要ですから、疑問点などがあれば、気軽に住宅の専門家に相談してみましょう。
まとめ
再調整価額契約の火災保険にトレンドすることで、自分の必要に合わせた補償を選んで加入することができます。火災保険を改めて見直して、安心して暮らせるマイホームづくりを実現しましょう。