もしも新居で火災が起こったら?被害を最小限にするために
もしも新居で火災が起こってしまったら、どのように対処すればよいのでしょうか。また、被害を最小限に抑えるために、家づくりの際にどんな対策を講じることができますか。ここでは、新居で火災が起こってしまった時の対処方法や、被害を最小限に抑えるための家づくりについて、分かりやすく解説したいと思います。
もしも新居で火災が起こったら、「人命が第一」!
もしも新居で火災が起こってしまったら、まずは人命が第一であることを認識しておく必要があります。実際、住宅火災が発生した時に、多くの方が逃げ遅れが原因で死亡しています。そのため、東京都では新築やリフォームする住宅において、火災警報器を設置することが義務化されました。警報器には、熱や煙を感知して警報音を鳴らすタイプがありますが、中には出火した部屋以外の警報器にも連動して知らせるタイプもあります。日ごろから避難訓練をしたり、火災予防条例に注意することで、人命を第一にした予防対策を講じることができます。
新居を火災から守る手だてを打っておきましょう
新居を火災から守るために、どのような手だけを打つことができるでしょうか。まずは、住宅内の各部屋やキッチン、階段の天井などに、火災警報器を設置するようにしましょう。ガス漏れ警報器も設置できるなら、さらに火災を早く発見できます。また、火災をできるだけ素早く消せるように、住宅用消火器を備えたり、スプリンクラーなどの住宅用自動消火装置を設置することができます。さらに、火災の拡大を最小限に抑えるために、シーツやカーテン、カーペットなどは、防炎マークのついた製品を選ぶことができます。
火災の被害を抑える家づくりなら住まいのプロに相談しよう
新居で火災が発生した時に、火災警報器や消火装置が設置されているなら、被害を最小限に抑えることができるでしょう。火災が発生した時に逃げ遅れてしまわないためにも、2階からでも逃げられる家づくりをするなど、設計の段階から逃げ道の確保を考えておく必要があります。また、家全体に燃え広がらないために、耐火性能の高い素材を使用することができます。新居を火災から守るために、設計の段階から、火災の被害を最小限に抑える家づくりをする必要があります。火災の被害を受けにくい住宅のことなら、住まいのプロに相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
新居で火災が発生した時には、まずは人命が第一であることを認識する必要があります。逃げ遅れて命を落としてしまわないためにも、火災警報器や自動消火装置などを設置することができます。住宅を建てる際には、火災の被害を受けにくい、安心して暮らせる家づくりを心がけましょう。