TECHNOLOGY
設計美学は、構造に宿る。
見えない安心は、美しさの一部でもある。リキューが目指すのは、美しさと強さが共存する家。
すべての住宅で【許容応力度計算】に基づく【耐震等級3】を標準とし、建築家と構造の専門家が連携して設計しています。構造は、単に安全性を担保するものではなく、空間の骨格として、暮らしの美しさにも貢献する存在。デザインと耐震性能が調和した空間には、「安心」という見えない価値が息づいています。
安心には、根拠がある。
全棟で「許容応力度計算」を実施。地震に対する安全性を高める構造検討方法は、4種類あります。
リキューが採用する【許容応力度計算】は、【三次元立体解析】という最新の技術です。三次元立体解析の特徴は、実際の家の形をそのまま揺らして見ることができるということ、力のかかる箇所はどこなのか。揺れたときにズレは生じるのか。この三次元立体解析によって建物がどう揺れるのかに“根拠”をもたせること。この“根拠”を、さまざまな箇所の設計に活かし、より丈夫で、安全性の高い住まいを構築しています。
家族を守る、揺るがない備え。
リキューの家は、耐震等級3を全棟で標準採用しております。
これは、消防署や警察署など防災拠点に求められるレベルの耐震性で、建築基準法の基準を大きく上回ります。さらに、【許容応力度計算】を組み合わせることで、耐震性能は最大2.44倍に。大切な家族を守る“最後の砦”として、万が一の地震にも備えた構造を築いています。
地盤・構造・制震の三重バリア
構造体そのものの強さに加え、リキューでは揺れに備える3つの対策を標準で講じています。
建物を頑丈な造りにできたとしても、その建物を支える地盤が脆弱では意味がありません。そのためには地盤を強化する地盤改良工法が有効です。地盤を締め固めて強化することで地震の揺れによる共振をやわらげる効果や、水を通す石柱が水圧を逃がすことで液状化の発生リスクを低減する効果もあります。
建物の安全性を数値で裏付けるために、当社では構造計算を実施しています。構造計算とは、地震や風などの外力に対して建物がどのように耐えられるかを検証するもの。
このシステムは、オイルの粘性を利用して地震の揺れをゆっくりさせ、体感震度を下げる効果があるとされています。たとえば、震度5の地震が体感震度3に感じられるようになるとのことです。建物の損害を最小限に抑えるための有効な手段を提供することで、地震に負けない強い家を実現することを目指しています。
構造と美しさの、両立。
耐震性能を高める配置やバランスは、建築家の意匠設計にも活かされます。
構造を隠すのではなく、デザインの一部として昇華させる。そんな発想が、リキューの空間美を形づくっています。
未来の基準を、いまの標準に。
2025年4月1日からは、一定規模以上の木造住宅に【構造計算の義務化】が始まります。
リキューでは、法改正を待たず、すでに全棟で【許容応力度計算】を実施済み。
時代の一歩先を行く構造設計で、これからも「本当の安心」を届けていきます。