AIRPROOF
気密には、目に見えない設計図。
高断熱・高気密住宅の価値を最大限に引き出すもの。それが「気密」です。
室内の空気を逃さず、外気の侵入を防ぐことは、単なる施工精度の話ではなく、暮らしの質そのものを左右する設計思想です。
リキューでは、全棟気密測定(C値測定)を実施し、C値0.4以下を基準とする高水準の気密性能を標準としています。その結果、冷暖房の効率が飛躍的に高まり、温熱環境のバラつきを抑えながら、計画換気による室内空気の質も安定します 。「すき間がない」ということは、快適と安心の基礎体温を保つということ。目に見えないけど、確かに感じられる設計です。
換気は、暮らしの“呼吸”を整える。
気密性が高まれば高まるほど、換気の質がより重要になります。リキューでは、“第一種換気システム”澄家 VS80(MAHBEX)“を標準仕様都とし、室内の空気を”全熱交換“ムダなく冬は暖かさを夏は涼しさを逃さず、家ごとバランスよく換気を行います。
換気は室内の空気を捨て、屋外の空気を取り入れる行為です。夏や冬には快適な室温の空気を捨てて、不快な外気温の空気を取り入れることになります。その対策としてsumikaは室内の「暖かさ」や「冷たさ」を再利用する熱交換システムを使用。
臭い成分は一般的に重いため、床面近くに溜まります。特にトイレでは、下方に溜まった臭いを巻き上げず排出するため、臭気を感じにくくなります。計画的に換気が行われるので、家全体の生活臭の対策になります。
ダクト内は長時間しようでどうしても汚れてしまうのです。汚れた空気を給気しないようにするためには、定期的に専門業者による清掃を行わなければなりません。そこで、sumikaは専門業者によるお手入れが不要な、給気ダクトレスの独自システムを採用しました。
忘れがちなフィルターのメンテナンス時期はスイッチパネルでアラート表示。掃除時期がわかるため、掃除もれがなくなります。
空気の流れについて
空気の設計で、暮らしの質が変わる。
高断熱・高気密・計画換気。これらがバランスよく設計された家は、ただ「エネルギー効率が良い」だけの住まいではありません。
健康
住宅の隙間から冷たい空気がたくさん入ってくると室温が下がり、
ヒートショックなどの健康リスクの一因に。健康で快適な暮らしを実現するために「気密」が必要です。
結露防止
住宅の隙間から壁の中に湿気が入ると、壁の内部で結露が起こりカビが発生しやすくなります。
結露を防止するために「気密」が必要です。
省エネルギー
せっかく暖冷房した空気も隙間が多いと屋外に流出してしまいます。その結果、暖冷房費が高くついてしまうことに。コストをかけずに快適な室温を保つために「気密」が必要です。
計画換気
住宅の隙間から空気が出入りしてしまうと、計画的な換気ができなくなります。
汚れた空気を部屋に残さず、くまなく換気するために「気密」が必要です。
気密・断熱・換気。この3つは、
それぞれが主役ではなく、
暮らしの質を高める“設計一体”の考え方です。
空気の温度、質、流れまでもが整うことで、日々の暮らしがなめらかにつながっていく。
それは、家の性能が「数字を超えて、心地よさを届けてくれる」ということの証です。