【蒲郡市・西尾市の注文住宅】耐震・制震・免震
2022.04.14
こんにちは。設計の南です。
日本は多くの地震による災害があります。
熊本地震において、最大震度7の地震が2度発生しました。
そこで地震対策の方法としてあるのが、耐震・制震・免震
今回はそれぞれの特徴をご紹介します。
「耐震」力で抵抗に耐える
建物の壁に耐力壁を設置して、地震による倒壊を防ぎます。
「制震」粘りで抵抗を吸収する
ダンパーなどの制振装置を設置し、建物に伝わる地震の揺れを吸収しながら揺れ幅を
小さくし建物本体へのダメージを減らします。
「免震」変位で抵抗を伝えない
基礎と建物との間にゴム・ベアリングなどの免震装置を設置し地震による振動(ゆれ)を
直接建物に伝えないものです。
※木造住宅は鉄筋コンクリート造・鉄骨造に比べて軽いため、台風などの強風時に注意が
必要になり、かつ高価なため住宅には不向きかもしれません。
しかし制震や免震はあくまでも耐震をしっかりしてからの+α
制震・免震装置を付けたからといって耐震等級を下げてしまうのはNG
重要なのは基本の『耐震』部分になります。
耐震等級1 建築基準法に定める基準(倒壊防止レベル)
耐震等級2 建築基準法の1.25倍の地震力に対して倒壊・崩壊しない
耐震等級3 建築基準法の1.5倍の地震力に対して倒壊・崩壊しない(損傷防止レベル)
地震後も安心・安全に住み続けるためには耐震等級3が必要不可欠!
耐震強度を可能な限りあげてバランスをよく壁・柱の直下立をあげることが必要
住宅だからと言って構造計算をしないのはとても危険なのです。
リキューでは全棟許容応力度計算をし、耐震等級3を標準としています。
安心・安全な家づくりをリキューにご相談ください。