安城モデルハウス完成までのブログストーリー 第2回 | RIKYU(リキュー) 一級建築士事務所|西尾・蒲郡で注文住宅なら

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安城モデルハウス完成までのブログストーリー 第2回

2023.11.11

こんにちは。住宅アドバイザーの鈴木です。
さて今回は安城モデルハウス完成までのブログストーリー第2回になります。

第1回のブログはこちら

今回お伝えする内容は『建築家打合せ1回目』の中身についてです。

リキューが考える最適な住環境に欠かすことのできないのが『プロの建築家』とのお家づくりですが、プロの建築家と一緒にお家づくりをしなければいけないと考えているのには理由があります。
実は高気密高断熱な性能の良いお家を『ただそのまま建てる』だけでは健康的で快適で省エネなお家にはなりません。
例えば夏場の鋭い日差しがリビングを照らせば家の中は暑くなり、冷房効率も下がります。逆に冬場に日差しがリビングに入ってこなければ家の中が冷えやすくなり、暖房効率も下がってしまいます。
そうならない為にしっかり敷地の特性を把握し、太陽の光や風などを考慮して設計(パッシブ設計)する必要があるんですね。そういった要素を熟知し、その他の要素も踏まえてプランニングするのがプロの建築家になります。
高性能住宅のパフォーマンスを最大限に活かしてくれるプロの建築家は大きく3つのデザインをします。

■シンプルでいつまでたっても色褪せず飽きのこないデザイン
『見た目』

■ご家族のライフスタイルに合わせた生活のデザイン
『暮らし』

■敷地の特性を活かしたパッシブ設計などの性能のデザイン
『性能』

この3つのデザインをお客様のご予算に合わせてバランス良く提案してくれるのが建築家の特徴になります。
実際に住み始めてから「暑い、寒い、生活しづらい」と後悔しないために、プロの建築家にプランニングを依頼することが本当に重要なんですね。

そんなプロの建築家とのお打ち合わせですが、リキューのお家づくりでは建築家の先生との打合せ回数は3回と決まっております。
打ち合わせ回数3回と聞くと『少ない』と感じませんか?
実際よくお客さまからも「本当に3回で決まるんですか?」とご質問をいただくことがありますが、せっかくの機会なのでそんなお客さまから寄せられる不安に対する答えとして、しっかり打合せ内容についてお伝えしていけたらと思います。

まずは今回安城モデルハウスのプランニングをお願いする建築家の先生をご紹介します。

矢橋徹建築設計事務所
〒860-0017
熊本県熊本市中央区錬兵町45     早野ビル304

矢橋 徹 先生です。

https://yabashi-aa.com/

「火の国熊本」出身ということもあり一見怖そうにも見えますが、物腰やわらかく優しい先生なのでご安心ください。
矢橋先生からは建築に対する愛がひしひしと伝わってきます。
趣味はカメラや自転車、海外サッカーもお好きだそうです。(ACミラン)
今回もリキューの安城モデルハウス設計の為に熊本から飛んできていただきました。

1回目の建築家打ち合わせの内容は『ヒアリング』です。
建築家の先生が1番大事にしていると言っても過言でないのがこのヒアリングです。
ヒアリングでお客様の中にある要望をすべて引き出せなければ、次回以降のプラン提示でお客さまが満足するような提案はできないからです。
優秀な建築家はこのヒアリング能力が高いのでお客様のライフスタイルに寄り添ったプランニングが可能になるんですね。
建築家打合せ3回でプランが決まるのも1回目のヒアリングでお客様の要望をすべて引き出せているというのが1番大きな理由になります。

それではいよいよ私を含めたリキュースタッフがお客さま役になり、そこに住まわれる家族をリアルに想定して矢橋先生との1回目の建築家打合せの内容になります。

【想定した家族構成】
■30代のご夫婦とお子さん2人の4人家族

【要望】
■共働きで共に車通勤を想定
(並列で2台駐車したい)

■共働きご夫婦が家で過ごす時間は夜が多いので、おしゃれな照明計画にしたい
(仕事から疲れた体の癒しになるような照明計画)

■奥様の趣味であるガーデニングを楽しみたい
 (お家の中から緑を眺められるような計画)

■庭でバーベキューやプールで水遊びなどを楽しみたい
 (ご近所の目を気にせず楽しめたら最高)

■室内干しスペース
 (花粉やPM2.5が衣類に付着するのがイヤ)

■家事らく動線。家事を時短できることで余った時間を使ってお家時間を楽しみたい
(LDKだけでなく、お家の中のいろんな場所でお家時間を満喫する場所がほしい)

【打合せ中の様子】

  

こちらが打合せの様子、 、 、奥側の真ん中の席が矢橋先生です。
ヒアリング中なので地味な写真ですね。汗

希望する部屋数や畳数といったヒアリングではなく、その家でなにがしたいか、どんな暮らしがしたいかをヒアリングしてくれるからお客様に寄り添った提案が可能になるんですね。
実際の建築家打合せ1回目ではもっともっと細かくご要望やヒアリングを行います。
例えば好きな映画の話や音楽の話、ご夫婦の出会いの話など、一見お家づくりには全く関係がないようなこともお聞きすることもあります。
そういった会話の中でお客さまの個性やキャラクターを深く知っていくことで、お客さまの中にある真の要望を引き出すきっかけになったりします。

実際に矢橋先生とのお打ち合わせの中で、
「今はインスタグラムやSNSに様々な情報があることで便利な選択肢が溢れていて、シューズクロークやファミリークローゼットなどもその中の選択肢の1つに過ぎなくて、例えばシューズクロークならどんなものをどのくらい収納してどんな使い方がしたいのかを深掘りしていき、シューズクロークという要望の中に隠れている本当のお客様の要望を引き出していくと、実はシューズクロークではない別の提案がベストだったりすることがある。選択肢ではなく、『お客さまの中にある真の要望』を引き出していきたい。」
と言われていたのがとても印象的でした。
そんな矢橋先生が今回のヒアリングを経てどんなプランを提案するのか、やはりワクワクがとまりません!!

ということで次回は建築家打合せ2回目、いよいよ『プラン提示』です。
皆さんもワクワクどきどきしながらお待ちいただければと思います。

そして安城モデルハウス完成が待ち遠しい中ですが、西尾モデルハウスに関しましては随時、見学会を開催しておりますのでご予約の上、ご来場心よりお待ちしております。

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