換気2
2021.09.21
こんにちは、中瀬です。
前回(6月)に引き続き換気についてです。
換気の方法は前回お話しした、第一種換気(給気、排気:機械換気)、第二種換気(給気:機械換気、排気:自然換気)、第三種換気(給気:自然換気、排気:機械換気)の三種類があります。
住宅では、第一種換気と第三種換気が多く採用されています。
リキューでは、計画的な換気が可能で、高気密高断熱の住宅に適した第一種換気を採用しています。第一種換気は熱交換器を使って換気することが多いです。
熱交換器には全熱交換器(温度と湿度を交換)と顕熱交換器(温度のみ交換)の2つがあります。
リキューでは澄家DCという24時間全熱交換型換気システムを採用しています。
温度と湿度の両方を交換・回収して換気するものです。
換気の際に捨てられる室内の暖かさや涼しさを再利用(熱回収)するので、省エネ効果があります。冬は換気の際、水蒸気を回収し再び室内に取り入れ、夏は湿気を効率よく排出し室内に取り入れないようにします。
24時間換気は電気代が高くなるのではと考える方もいるかもしれません。
しかし、澄家DCのランニングコストは約30坪で約300円/月とそこまで高くありません。
また澄家DCは熱回収があるので、熱交換を行わない換気と比べてエアコンの電気代が年間30%以上お得になります。
メンテナンスも重要になります。しかし、屋外給・排気口も室内給・排気口も手の届く位置にあるので、フィルター交換等簡単に行えます。