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高断熱、高気密住宅における換気に関する注意点や方法について解説!

「高断熱、高気密住宅の購入を考えている」
「換気に関する注意点を知りたい」
このように、高断熱、高気密住宅が気になっている方が多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、高断熱、高気密住宅における換気に関する注意点や方法について詳しく解説します。

 

□高断熱、高気密住宅をお考えの方!換気に関する注意点とは?

ある年に、「シックハウス症候群」が大きな社会問題に発展しました。
そのため、シックハウス症候群の対策として建築基準法が改正されることになりました。
改正の結果、住宅への「24時間換気システム」の導入が義務化されるようになったのです。
また、PM2.5や花粉の発生量が多い場合は、24時間換気システムが有効です。
適切なフィルターを用いて、定期的にメンテナンスを心がけるようにしましょう。

 

□必要な換気方式とは

高断熱、高気密住宅は建物の隙間が少ないのが特徴です。
そのため、換気扇を大いに活用して外気と接点を持つ必要があります。
これを踏まえて、効率的に換気を行って、24時間換気システムの目的を果たしましょう。
換気方式には、「第1種換気/第2種換気/第3種換気」があります。

*第1種換気

この方式は、空気の取り入れと排出の両方を換気扇で強制的に行う方法です。
各部屋にダクトを導入し、どの部屋でどのくらい換気をするのかのダクト計画を行います。
その結果、空気の流れを制御する上に、最も安定的で正確な換気を行えます。

*第2種換気

屋外から取り組む空気のみを換気扇で行います。
逆に、屋内の汚れた空気を室内の圧力によって押し出します。
これを正圧換気と呼びます。
外気はそのままの温度で入ってきます。
そのため、強く寒さを感じる現象が発生してしまいます。
この方式は、住宅で採用されることはほとんどありません。

*第3種換気

屋内の汚れた空気を換気扇によって強制的に吐き出す方式を指します。

 

□まとめ

今回は、高断熱、高気密住宅における換気に関する注意点や方法について解説しました。
この記事を参考にして、換気には十分気をつけるようにしましょう。
R+house西尾蒲郡(リキュー)では、高断熱、高気密住宅に関するご相談を随時受付けています。
ぜひ一度、リキューまでお気軽にお問い合わせください。

 

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