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何かとお得(?)な区画整理地内の保留地公売

2019.08.11

 

蒲郡市では現在、土地区画整理事業が3つのエリアで行われており、弊社でも区画整理事業地内で多くの建物を建てさせていただいています。区画整理事業では、指定された区域に対し住みやすくするなどの目的のために大規模な造成や道路の拡幅、インフラや公園の整備などを行います。

 

その区画整理事業の収益とするために、事業地内の土地を一般に売る場合があります。それが「保留地公売」です。

現在、蒲郡市水竹町などが主なエリアとなる「中部区画整理事業」地内で、4つの保留地が売りに出されています。

 

保留地公売情報(蒲郡市) ↓↓↓

http://www.city.gamagori.lg.jp/unit/kukaku/horyuchi-kokai.html

 

 

この保留地、不動産屋さんで土地を買うよりも金銭面でお得になる場合があります。

 

■保留地を購入する場合の金銭的なメリット

 

①仲介手数料がかからない

…不動産屋さんを通して土地を購入する場合、一般の個人が売主(うりぬし)である場合は仲介手数料がかかります。1500万円の土地であれば約50万円、1000万円の土地であっても36万円ほどの仲介手数料がかかります。それが市や国などが販売する保留地の場合は不要になります。

 

②司法書士手数料がかからない

…これも不動産屋さんを通して土地を購入する場合、多くの場合が土地名義をかえる際に司法書士という専門の資格をもった人が現れます。土地を契約して名義をかえる書類を、この司法書士に作ってもらいます。このとき、司法書士に払う手数料が発生します。通常数万~数十万かかります。これが不要になります。

 

③固定資産税清算金がかからない

…土地には通常、固定資産税という税金が毎年かかります。民間人が所有する土地を購入する場合、一年間に課税されている固定資産税を日割り計算して、土地名義をかえるときに売主に払います。これを固定資産税清算金といいます。しかし、市が所有する土地には固定資産税がそもそも課せられていません。なので、市から土地を買い受ける場合には固定資産税清算金が必要ありません。

 

以上の3つが、不動産屋さんを通して土地を買う場合と大きく異なる点です。 仮に1500万円の保留地を買う場合と、同じ金額の土地を不動産屋さんを通して買う場合では、70万~80万くらい払う金額が変わってきます。大きいですね。

 

 

ただし、

金銭的なメリットがあるのは事実ですが、利用できる住宅ローン限られたり、法律で定められた申請をしなければならなかったり(その際にお金がかかったり)、他にも気をつけなければならないことがあるので、慎重に検討しましょう。 

よくわからない場合は(よろしければ)私に聞いてください。

 

※場合によっては記述の限りではない場合もあります。

 

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