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過去の地盤調査から予測する液状化リスク ~プレ地盤診断レポート~

2018.11.08

 

最近来店されたお客様の話。

『土地を探しているけれど、安い土地がいい。蒲郡市の中心部やJR沿線は高いから、形原町方面で探している。

だけど形原にもともと縁があるわけではないから、もし買うとしたら古い町ナカではなく、

比較的新しい春日浦の分譲地かな。 ・・・  でも・・・ 』

 

 

このお客様の 「でも・・・」 の続きは、「春日浦は海辺だから津波が心配」 というお話でした。

蒲郡で土地を探すかたが多く言われるのは、「津波が心配だから海抜の高いところがいい」というご希望をおっしゃいます。

確かに災害の増えている昨今ですので、災害リスクのなるべく高くないと思われる場所を選びたいのは当然ですよね。

 

海抜が何メートルあれば絶対安心というものは無いのでしょうけれど、蒲郡市のハザードマップでは、

地図上に海抜10メートルの位置を示してあるので、土地さがしの参考にもなると思います。

 

蒲郡市ハザードマップ

http://www.city.gamagori.lg.jp/unit/bosai/hazard.html

 

ちなみに 春日浦ってこんなところ (蒲郡市ホームページ)

http://gamagori-kasugaura.jp/

 

 

あと、よく心配の声としてよく聞くのが液状化のお話。

液状化の危険度が高い場所も、上記のハザードマップに示されています。

一般的に液状化の危険性が高い土地は、埋め立て地、砂地盤や河川跡、池や沼地などと言われています。

しかし、土地さがしをする際に、地盤のことをひとつひとつ確認しながら探していくのはとても大変ですよね。

 

リキューでは土地を購入する際の参考材料として、過去の地盤調査データをもとにした「プレ地盤診断レポート」というものを

お客様に提供することもあります。 これは、過去の地盤調査データや過去の土地の利用履歴(古地図)などから、液状化リスクを予測するものです。※1

また、購入した土地が液状化のリスクが高い土地であったとしても、液状化の被害を低減させることが期待できる地盤改良工法を提案しています。※2

 

IMG_2449

「プレ地盤診断レポート」の一例です。

 

 

いずれにしても、土地さがしや家づくりに関しては、「災害」というものを考えずに進めることはできない時代になっています。

そんな時代背景、そんな自然環境とともに、リキューでは、お客様に最善の情報提供と最善の技術によって家づくりのお手伝いをしていきたいと思っています。

 

※1 あくまで予測ですので、予測結果の確実性を保証するものではありません。

※2 建築地の地盤の状況によっては別の工法をご提案する場合もあります。

 

 

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